子育て

子育てを失敗したと思う親の心理とは。失敗は取り戻せる?

「私は子育てに失敗したのよ」

などと、子供を目の前にして言う親は、「ヒドイ!!」って思いますよね?

でも実際にそう言ってしまったり、思っている親は結構いるのです。

なぜ、失敗だと思うのでしょう?

 

そこには、親として誰もが陥りがちな心理があるのです。

 

その辺のところを詳しく見て、さらに今から親として出来ることは何か、考えていきましょう。

 

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なぜ失敗したと思うのか?

仕事で失敗したとか成功したとか、そういう明らかに目に見えるものについて評価をするのはわかりますが、どうして相手が人間でそういう評価を下すことをしてしまうのでしょうか?

そこにあるのは、親のエゴです。

例えば、子供に勝手な理想像を押し付け、その通りに行かないと、この子は失敗だった、などと、平気で言ってしまうのです。

特に完璧主義な親が陥りがちです。

子供は自分とは全く別の存在だという意識が欠如しているからこそ、エゴが出てしまいます。

それが原因で、過保護・過干渉になったり、逆にほったらかしになりすぎるなど、子供の意思を尊重しない行動に現れてきます。

 

では、親のエゴが原因で、子供に問題が生じてきてしまう例をあげてみましょう。

 

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失敗したかもと思う原因

よく、子育てを失敗した、と言う原因としてあげられる主なものをピックアップして、それらの問題と親がやりがちな子育ての傾向を関連づけて見ていきましょう。

ニート、引きこもり

ニートと、ひきこもりは、混同しやすいので、それぞれの意味を載せておきます。

「ニート」
Not in Education, Employment or Trainingの頭文字をとったもので、
「学校に通わず、働かず、職業訓練も受けていない」若者のこと。
厚生労働省の定義によると、15〜34歳までを対象にしている。

「ひきこもり」
仕事や学校に行かず、家族以外の人との交流もほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態にある人。

ニートや、ひきこもりになると、自立していない、というイメージを持たれてしまいます。

そうなった背景には、複雑な事情があることが多いので、解決が難しい問題です。

親や本人の責任だとして、差別的に見られることも多いのですが、今の社会の状況、例えば、定職につきにくい、学歴至上主義、などがそうさせていることも無視できません。

ただ、子供が成人する前から、何かと身の回りの世話をやいたり、人生に介入しようとして、子供が自立するチャンスを奪ってしまった親が原因であることも確かなのです。

 

結果、ニートや、ひきこもりになった子供を、今度はどう扱ったら良いかわからなくなります。

周りの目を気にして、誰にも相談できずにその状態を放置してしまうケースが問題になることもあるのです。

自治体の相談窓口や、支援団体を積極的に利用するなど、きちんと対策をとることが必要です。

 

親ができることは、子供を自立させる、という意識を持つことだと思います。

失敗と嘆くよりも、大人になったら子供を突き放して自立させる覚悟を決めて、子育てをしていくことが必要なのかもしれません。

世の中には、“子離れ”ができていない親が多いものです。

失敗と嘆く前に、子離れする準備をしていく方が大切でしょう。

成績が悪い

勉強ができない、テストの点数が悪い→だから子育て失敗

と思いたくなくても、つい思ってしまうのが親というものです。

 

今の教育システムだと、どうしても、子供の学校の成績が評価の基準になりがちですし、点数をたくさんとっている子が注目されるものです。

人生のうちで、学校に通っている期間は短いのですが、その間に子供の良い部分を認めることができないと、どうしても目に見える成績ばかりが気になって、なんとかしたいと思うのも仕方ありません。

でも、学校を卒業してからが、大人としての人生がスタートするわけですから、そこから自分で勉強する人もたくさんいます。

成績以外の面で、良い部分を認めてあげることも大切なことです。

 

よくトラブルを起こす

子供がよく喧嘩をしたり、学校でトラブルを起こす場合は、どうしてそういうことをしてしまうのか、原因を探ることが必要でしょう。

小さい子供だと、家ではいい子なのに、外では乱暴をはたらくという子が意外に多いものです。

そういうケースの多くは、家での愛情が不足しているパターンです。

愛情をかけることをせずに、厳しく躾けてばかりいたり、自由にさせない、コントロールするなどしていると、子供にストレスがたまり、外で発散しようとします。

トラブルを起こす、という結果だけをみて、しかりつけたり、子育てを失敗した、と嘆くのではなく、愛情をかけることを意識するように心がけていきましょう。

片付けができない

物を散らかしたまま片付けなかったり、いくら片付けてもすぐに散らかしてしまう子供。

子供はそういうものだと諦めて、いつも親が片付けをしていると、その子は「誰かがやってくれるもの」だと思い込んでしまいます。

これでは、一生片付けや掃除の習慣が身につかないままになるのは目に見えています。

片付けに関しては、多くの親が悩むところですが、一方的に「片付けなさい!」と言っているだけでは全く効果はないのです。

一緒に片付ける

使っていない物を捨てて、片付けやすくする

同じ場所にものをしまう

など、常に工夫が必要です。

子供の頃から、自分が生活する環境を整理整頓させるクセをつけるようにしておけば、大人になってゴミ屋敷に住むこともなくなるでしょう。

 

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子育てに失敗も成功もありません

そもそも子育てを失敗したとか成功したとか、あるのでしょうか?

極端な話、子供が犯罪者になったら、その子育ては失敗なのでしょうか?

それだと、親が100%責任を負うような形になってしまいます。

未成年のうちはそうですが、成人したら、全ては本人の責任です。

親として、問題が起きる前に出来ることはあるのでしょうか?

今からできることとは?

子供が成人するまでは、知識だけではなく、心の面でもしっかりと育ててあげる意識を持つようにしたらいいと思います。

学校の成績ばかりを気にするのではなく、「道徳」がとても大切だということを理解しておきましょう。

知識と道徳、どちらもバランスよく身に付けさせることが大切です。

そして、それ以前に、愛情を与えることも。

愛情については、よく、3歳になるまでにしっかりと与えてあげないといけない、などと言われていますので、当然ここは大切なところだとは思います。

しかし、大きくなってからでも決して与えられないものではないのです。

自立した大人として尊重し、かつ認める、ということで、愛情を与えることは十分可能だと思います。

親が結論づけするのはおかしい

そもそも子供の人生なのですから、親が子供のことを失敗だ成功だのと結論づけることは出来ないものです。

人生に挫折はつきものですから、例えば、受験に失敗したからと、子供ではなく親が絶望するのは、そもそもおかしいのです。

むしろ、若いうちに挫折を経験出来たことを、誇りに思わせるような言い方をしてあげることが大事です。

 

その子の人生は、その子が決めること。

 

だから、親が横から評価を下すのは、余計なお世話なんです。

失敗したと思ったなら今から変わればいい

それでも、子供が頻繁にトラブルを起こすなど、周りに迷惑をかけるような人間になってしまっている場合、親としては「子育てをやり直したい」と思うかもしれません。

やり直したい、と思った瞬間から、とりあえず自分が変わってしまえばいいのです。

 

自分があきらかに過保護だった、過干渉だった、子供の意思を尊重していなかった、全然ほめてあげなかった、など、わかっている場合は、今からそこを修正していけばいいのです。

確かに、大人になってから、問題のある人間をなんとかしようとしても、難しいのですが、例えば、第三者にサポートを頼むなどして、思い立ったらすぐにできることは必ずあるはずです。

親が自ら否定していては何も始まらない

自分の人生ならまだしも、「子育てを失敗した」という考えは、「自分がやってきたことを否定している」ことになります。

そのように自分を否定したって、何も変わりません。

「親が自らを否定して、責める」、もし自分の親がそんなふうに否定的な考えだとしたら、子供はどう思うでしょう?

「私は失敗作なの!?」

と思ってしまいますよね。

 

親がそう思うのには、親自身が自分に自信がないことからきています。

手探りで子育てしてきたのですから、自信がないのは仕方ないことかもしれません。

それでも、子供は自分の力でちゃんと生きていけることを信じてあげることは出来るはずです。

子育てはもちろん手探りで決まった方法はないのですが、目の前にいる子供を信じて、受け入れる気持ちを持つことで、子供は自ら生きる力を持てるものだと思います。

 

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まとめ

子育てを失敗だの成功だのと、親が考えるのではなく、目の前にいる子供の人生を長い目で見てあげて、幸せな人生を歩むためのサポートをしてあげることが大切です。

親は子供が成人してからは他人みたいなものなので、人生に口出しできるものはありません。

自分の子供がそのうち人生を振り返って、素晴らしい人生だったと思えることを信じてあげましょう。

 

 

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