子供がもうすぐ中学生になろうという時、周りの親たちは、塾の説明会がどうとか、噂するようになります。
まあ、中学受験をするなら小学校のうちからの塾通いは当然でしょう。
でも、うちは公立の近所の中学に通うから、塾に行くとしても中3からでいいんじゃない?と思ってしまう、地方出身の私・・・
実は、長女は人一倍、勉強が大大大キライ。
そんな娘が6年生になる前に、「タブレット学習なら」、と言うので、スマイルゼミを始めました。
中学準備講座も配信が始まっていますので、どんなものか見ていきましょう。
目次
スマイルゼミの中学準備講座とは
中学準備講座は、年末から配信が始まります。
中学生になった時、一番つまずきやすいのは、数学と英語です。
娘の場合は、公文の英語をやっているので、英語に関しては最初でつまづくことはないにしても、算数がずっと苦手だったので、中学の数学はちんぷんかんぷんになることは十分予想されます。
そんな中、中学準備講座をチラッとやってみたらしいのですが、その準備講座でさえも「難しくてよくわからない」と言うのです。
例えばこんな問題が配信されています。


まあ、普通の成績の子なら解けそうな感じですが・・
小学校の復習の要素を入れつつ、中学校にむけて複雑な計算などへの考え方を順番に教えてくれているようです。
英語はアルファベットの練習です。

小学校の勉強をサラッとでもおさらいしておくことで、中学校の授業にスムーズに移行できる、という考えを元に、準備講座が作られているようですね(^^)
ほとんどの人がそうだと思いますが、学校で教わったことって、数年経つと、大体忘れていますから、ちょっと見ておくだけでも、中学校での抵抗は少なくなるはずです。
中学校の勉強大丈夫?からスマイルゼミを始めた
小学校のうちから、あまりしつこく中学のための勉強を!なんて、正直言いたくありません。
まあ、挫折を味わわないと、やる気も起きないしな・・というのが私の考えなんで。
「あ、でも挫折といえば、すでに味わっているな」と思ったのが、小学校で毎年行われる、標準学力調査です。
結果をここに出すのは、親としてためらわれるので、出しませんが、もう笑っちゃうくらい最低レベルの成績だったんです(笑)
結果表の見方さえよく理解していなかった娘に、「学校の平均のさらに半分だね〜ハハハ(笑)」と説明してあげました。
この時は、さすがに、娘も「ちょっとヤバイのか?」と思ったようです。
普段の学校の成績も、低学年の時から平均よりは下の状態でしたし。
私も、小学生のうちは、好きなことをしたり友達と遊んだりするのが一番、という考えだったので、学校の成績が多少悪くたって、いつでもやる気になれば挽回できる、という考えでした。
なので塾など考えたことはありませんでしたが、公文の英語だけは、友達が通っていたのもあって、自分から行き出しました。
それ以外の塾や、チャレンジなどの通信講座などは経験ゼロです。
・学校の勉強についていけてないのはわかっているし、このままだとまずいのは知っている。
・けど塾は面倒臭い、家庭教師がいい
そんな贅沢なことを言うので、じゃあ通わなくてもいいし、値段は塾などより安い、ということで、自然にタブレットに行き着きました。
タブレットと聞くだけで、目を輝かせる娘。
「タブレットやりたい!」と言うので、いろいろ比較して、選んだのは、スマイルゼミです。
チャレンジなど他のものと比べたのですが、タブレットの性能の面で、スマイルゼミにしました。
チャレンジで出しているチャレンジタッチは、楽しげなキャラクター設定で、絵が可愛いのですが、高学年だし、そういうのは別にどうでもよかったので、シンプルな方を選びました。

スマイルゼミを小学校から使い始めた感想
私自身は、子供の頃にチャレンジの赤ペン先生は経験済みですが、多くの子供がそうであるように、課題を提出することはほとんどなく、漫画を読んだり、付録で適当に遊んでおしまいの日々でした。
それに比較すると、タブレットのなんと便利なこと!!
そのメリットの中でも大きなものを3つあげてみます。
初動に時間を取られない
紙での学習は、最初に机の上を片付ける→教材を出す→鉛筆と消しゴムを出す→始める、という具合に、初動に時間がかかってしまいます。
やる気のない人間はまず、そこで挫折するのです。
それに、別の教科をやろうとすると、さっきまでの教科を片付けて、別の教科を出してから始める、ということもしなくてはなりません。
タブレットだと、その作業をほぼ省略出来るのです。
つまり、場所はリビングでもソファーの上でもダイニングでも、どこでも出来ます。
全教科、どれからでもすぐに始められるし、問題ごとに解説やヒントもすぐに見られるようになっています。
飽きたら途中でやめて、すぐに他の教科に移ることも簡単です。
同じ問題を何度も繰り返せる
紙だと、一度解いた問題を2度3度解く場合は、問題集に書き込むのではなく、ノートの別の場所にその都度解いていかなくてはなりません。
しかし、スマイルゼミの場合は、復習したい場合、何度でもゼロから始められるのです。
もちろん、子供が何度も同じ問題をやる気がなければ意味はないですが、間違えた問題を再度解くことで、本当の力がついていきます。
ですので、これは、かなり大きなメリットだと、個人的には思います。
答え合わせが早い!!
書いた瞬間、ピンポーンの音と共に、丸がつけられ、同時に解説や注意点も表示される、このスピード感は快感です。
いちいち後ろのページに載っている回答を見て、答え合わせをする手間が省けます。
瞬間的に答え合わせが出来るのです!
計算問題をひたすら解く問題も多く、計算するスピードも鍛えられそうです。
ちなみにスマイルゼミが独自に開発したという、デジタイザーペンはツルツル滑るのを防ぐために摩擦を生じさせる作りになっているため、鉛筆により近い書き心地です。
ペン先も細いので、計算問題を解くのに、不自由は感じません。
漢字を書く時も、きっちり跳ねたりはらったり、という細かい部分は、丁寧に書くことで、ちゃんと認識してくれます。

サクサク漢字が覚えられそうです。
漢検用のプログラムも入っていますので、ひたすら繰り返し練習が出来るシステムなんですね。
気になる国語の文章問題ですが、こればっかりは、紙で書いて添削してもらうものには勝てないでしょう。
しかし、スマイルゼミ側もここは、一生懸命工夫を凝らしてくれているようです。
例えば、文章問題でよくある、主人公の気持ちを考える問題では、考え方の手順を選択式で順番に答えるようになっていて、文章のどこに、ヒントが隠されているのかも、色分けして示してくれたりします。



順番にやっていくと、自然に答えの出し方がわかってくる、という仕組みですね。
スマイルゼミその効果は?
効果は、ありました。
と言うのも、漢字テストでこれまで100点なんかとったことなかったのですが、6年生になって何度か100点、または高得点を取るようになりました。
算数も、同様です。
確かに、6年生の1学期になってから、「なんか授業がわかってきたかも〜」と言い出したのです。(初めて!)
もちろんそれが全てスマイルゼミのおかげだとは、言えません。
6年生になって、担任の先生が、めちゃくちゃ教え方の上手な先生になった、というのもあります。
ただ、少しでもわかる、ということは、本人の自信につながったようで、勉強に対する嫌悪感みたいなものは、確実に減ってきたのがわかります。
家で学習すること自体に、抵抗が無くなったのでしょう。
中学生講座のメリット
このまま中学講座をやっていく流れになるとして、今考えられるメリットは、テスト対策です。
テスト勉強は、塾などに通ったとしても、自宅で学習しなければ意味がありません。
しかも、科目も多いので、先ほどのメリットのところでもあげたように、勉強の準備や違う教科の勉強を始めるための初動に時間がかからない、というのがポイントでしょう。
次々と複数の教科の勉強をしていくのに、目の前のタブレット1台で済ませられるなんて、昔、私自身が試験勉強をしていた時に感じていた煩わしさを、見事に解決してくれると思います。
また、理科の科目では、実験の様子が写真で詳しく解説されるので、これも、イメージで捉えることが出来るので、より理解しやすくなる点だと思います。
中学校で大量にある、社会や英語などの暗記ものなども、スマイルゼミを上手に使えば、覚えも早くなるに違いありません。
塾の代わりになるか?
ちなみに我が家の場合は、ひとまず塾は考えていません。
とは言っても、高校受験間近になって、慌てて塾に行こうとしても、定員の関係で入れない可能性もあります。
こればっかりは、成績と、希望する高校のレベルを見て、本人と相談して決めるしかない、それが答えです。
タブレットを使うメリットを生かすには、中学生になって、家で勉強をする習慣をつける事が一番です。
塾は塾で、いいところはたくさんありますが、結局は本人次第です。
スマイルゼミでは、本人のレベルに合わせて、特進コース、英検対策の英語プレミアムなども用意されているので、難関高校受験も視野に入れることは十分可能です。
まとめ
勉強嫌いで苦手意識のあって娘にとって、スマイルゼミのおかげで、家で勉強をすることに抵抗がなくなるきっかけとなったのは確かです。
やるペースは、毎日ではないし、週末の暇な時間にまとめてやったりなど、まちまちです。
こんな感じで本人に任せっきりですが、塾とは違って、親があれこれと指示しなくても、本人のやる気に任せられるし、親としては気が楽なところではあります。
中学生になる前に、家で勉強をすることの習慣づけのきっかけとしてやってみるのもアリなのでは、と感じています。
気になった方は、スマイルゼミの資料請求はこちらからできます。