実親との関係

老後、急に子供に依存してくる親。戸惑う前の心構えとは?

普段、ちょっと距離を置いている親が老後を迎えた場合、面倒を見なければいけないのか?引き取るべきか?悩むところでしょう。

年をとると、人間って、色々なことが不安で仕方なくなるようで、急に子供を頼りたくなることが多いようです。

自分の生活を守りながら、どう対応していくのがいいか、この記事を読んで参考にしていただけると幸いです。

 

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老後になって子供に依存してくるのは自然なこと

どんな親でも、長生きすれば老後はやってきます。

老後は健康面での問題が出てきたり、近いうちに訪れる死への恐怖から周囲に依存してくるようになります。

 

ただ、実の親だからこそ、難しい問題も出てきます。

なぜなら、身体は、年のせいでおとろえてはきても、言うことは昔のままだからです。

親にとって、子供は、いつまでたっても子供のまま。

お世話してもらっているのに、自分の子供だからと、つい文句を言うことで、トラブルになる可能性が高くなります。

 

再び親との間でストレスが溜まることになれば、こちら側のメンタルや、生活の部分でも、影響が出てきますよね。

他に兄弟がいれば、話し合ったり、自治体などに相談するなど、まずは頼れるところに頼ってみることをおすすめします。

間違っても、最初から出来ないことを無理に抱え込むことは、避けるようにしましょう。

少しずつできることをやって、余裕が出たら、その範囲を広げていけばいのです。

 

実親の依存のケース

私にも80歳を過ぎた両親がおり、一応、今は自分たちのことは自分たちでなんとかしようと準備はしているようです。

ただ、数年前、父から急に、「老後は母さんを近くに引き取って面倒をみてくれ」と言われたこともあります。

昔から、喧嘩の絶えない両親だったので、自分が面倒をみるのは無理だとすでに思ったのかもしれません。


また、別の時にはやはり父から、「今の家を引き払って、あんたの家のそばに引っ越そうと思う」と言ってきました。

私の家は、実家から飛行機で1時間半もかかるのに、そんな場所に引っ越してこようだなんて、よほどのことでしょう。

いろいろな事情が両親にはあるのかもしれませんが、細かいことは何も言ってはくれません。

私としても真剣に悩んでしまいました。

 

複雑な気持ち

世間的には、両親を近くに住まわせることは、「良い娘」という印象を与えることになるでしょうが、それは私自身を苦しめることになるのはわかっていました。

両親には申し訳ないとは思うのですが、断る以外の選択は、当時の私にはありませんでした。

理由を考えるにあたって、ネットでこのような本を見つけて即購入しました。

 


うちの親には困ったものだ―老いた親とうまくつきあう方法

 

タイトル通りの、老いた親に困っている息子、娘たちのために書かれた本です。

この本、実はアメリカ人の著者によるもので、アメリカで年老いてもなお子供をコントロールしようとしたり、依存したりしてくる親のケースをいろいろあげています。

その具体的な対処についても、きちんと書かれています。

 

こういう問題って、世界共通なんです。

 

結構参考になりましたし、気持ちが軽くなりました。

 

手紙を書いた

考えたうえで、私は父に手紙を書くことにしました。

手紙だと冷静になって、自分の言うべきことを整理して伝えることが出来ますからね。

内容ですが以下の点を入れました。

近くに越してくることは、もちろん歓迎するけど、うちに来るときはできるだけ事前に連絡をして欲しい。

こっちに来たら、自分たちで趣味などを見つけて、サークルに入るなどした方がいい。

私の子供の将来や、日常に関しては、何も心配する必要はないので、自分たちの生活を楽しむように。

などです。

はっきりと断ったわけではありません。

しかし、私の気持ちはなんとなく伝わったと思います。

 

そして、数日経って、父から電話がかかってきたのです。

 

「あんたの言うことはわかった。とりあえず引っ越しは保留にして、もうしばらく自分たちでこのまま頑張るよ」

と、少し残念そうな、諦めたような口調で言ってきました。

 

電話に出る前は、もしかしたら、私のことを責めてくるのではないか、と覚悟していたので、意外でした。

このように、両親が近くに引っ越してくる問題は、ひとまず保留となったのです。

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その後の変化

それから数年経ち、実家を引き払って、マンション暮らしをしようと、マンションを購入したようですが、結局父だけが、新居に引っ越し、母はそのまま実家に留まることになったようです。

まあ、いろいろ問題がある二人なので、しばらくは、様子をみることになりそうです。

 

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いろいろな対策がある

個々の事情はみんな違うので、どのような形がベストかは、自分で調べてよく考えてみるしかないですが、下記のような方法もあることを、参考までに書いておきます。

サービスを併用する

実は、今回のケースのように、老後に、子どもに面倒みてもらうと思っている人は、まだまだ多いのです。

昔は、「老後は娘に面倒をみてもらうから、娘がいて良かった」などと思い込んでいる親が普通にいました。

しかし、こういう考え方と、実際に子供との間での考え方にズレがあるのが現実なんです。

そのことで、子供たちが、親の介護でストレスを溜めたり、仕事に支障をきたすようなことになってしまっています。

 

高齢化社会で、独身の子供に介護されたり、子供が介護のために仕事を辞めざるをえなかったり、または老老介護になったりでは、介護する側もされる側も、ストレスを溜めやすくなってしまいます。

親のためだからと、全エネルギーを注いでしまうと、自分が本当にエネルギー切れを起こしてしまう可能性が十分にあります。

 

ここは、専門の施設に預けたり、ヘルパーさんに来てもらったりと、いろいろなサービスを併用しながら、かつ自分で出来ることをやってあげる、この方法がベストでしょう。

 

罪悪感や、世間の目は気になりますが、自分の生活、人生を守ることを忘れないことです。

 

その上で、出来ることだけを出来る範囲でやるのが、一番お互いにとって幸せな形なのではないでしょうか。

同居以外の方法を考える

もしも、まだ親が元気で介護などの必要がないけれども、高齢なので何かと心配な場合、同居までいかなくても、近くに引っ越してもらうことも、検討してみてもいいでしょう。(私は一度断ってしまいましたが・・)

 

ただし、高齢だとアパートを貸してくれないケースが結構あります。

 

そんな時は、高齢者専用のマンションなど、ある程度、周囲と関わりができる施設を利用するのも一つの方法です。

その方が、お互いの生活を尊重しながら、それぞれの日常を楽しむことができるでしょう。

 

まとめ

表には出ない部分ですが、親の介護はちょっと負担・・と思っている人は多いでしょう。

なかなか相談できないようなことですが、とにかく、自分の人生を大切に、そして、心の距離を保ちつつ、親は親と割り切って考えていくことが必要なのかもしれませんね。

世間からどう思われるか、ということは、どうしても気になる部分ですが、まずは、どこまで自分がやってあげられるかを考えるところから始めるといいでしょう。

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