私は、20代の頃からの立派な偏頭痛持ちです。
出産前は、疲れた時や、気が抜ける週末に頭痛が起きることが多くて、それでも市販薬で抑えられていました。
しかし、3ヶ月に1ぺんくらい、薬を飲んでも治らず、吐き気がひどいので、寝込むしかない、という状態になるのです。
妊娠中は、ホルモンの影響で全く頭痛はなかったのですが、産後、生理が始まるとともに、再び復活しました。
その上、最近は更年期の始まりで、ますます頻度が上がり、もう絶望的です。
長いなが〜い偏頭痛経験から言えるのは、100%一発で治るものは薬以外にはない、と思っています。
しかし!薬は、出来るだけ、飲みたくないですよね!!
だから、ありとあらゆることを試してきた経験は、人一倍あります!
その中でも、私の中で、結構効果があると思われるものをご紹介しようと思います。
目次
飲んで治す
妊娠中や、授乳中に限らず、やっぱり出来れば薬を飲むのは避けたい、と思うので、薬以外のものを飲むことで対応できそうなことをピックアップしました。
ですので、あくまでも、予防するためということですね。
ここにあげたものはPMS(月経前症候群)の時にも試すといいです。
サプリメント
サプリメントは、自分でネットで調べては、その都度良さそうなものをアイハーブから取り寄せて飲み続けています。
これまで、数多くのものを試しましたが、やっと、最近になって、明らかに頭痛が緩和されたものをご紹介します。
ピクノジェノール
ピクノジェノールというのは、商品名だそうですが、原料はフランス海岸松樹皮エキスから作られたサプリメントです。
私が、数多くのサプリメントの中で、PMSが半減し、頭痛の頻度を減少させてくれるのに、最も役に立ってくれたものだと、実感しています。
薬を飲む量が激減しました。
最強の抗酸化物質とも言われているほどのものなので、老化の防止、更年期障害の抑制に効果があると言われています。
アイハーブの口コミでも、かなりPMSに良いというコメントがたくさんありました。
ただ、効果を感じるのに、ちょっと時間がかかるのと、ある程度の量を飲まないと、実感がわかない(特に、PMSは月に1回くらいですから)ので、高容量のものを、少なくとも4ヶ月くらいは続けることが大切です。
NOW Foods, Pycnogenol(ピクノジェノール)、100mg、ベジカプセル60粒
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DIM(ジインドリルメタン)
なんだか聴き慣れない名称なのですが、これが、実はホルモンバランスを整え、PMSを緩和させるのに役に立ってくれるのです!
前述のピクノジェノールと同様、更年期を迎えた女性にもぜひオススメしたいサプリメントです。
私の場合は、毎朝起きた時の、後頭部のズーンとした重みから頭痛を発症することが多かったのですが、これを飲んだ翌朝から半減して、感激したのを覚えています。
(ただ、前述のピクノジェノールを知ってからは、こちらは、飲まなくなりました)
きっと、妊娠中は生理がないため、ホルモンの増減がなかったために、頭痛が全く起きなかったことから、やはり、ホルモンバランスを整えることで、緩和されたんだ、というのがわかりました。
ただ、ホルモンバランスと言っても、これまでは、DIMというものにたどりつくことがなかったためわからなかったのですが、たまたまアイハーブのサイトで、別のサプリメントの口コミから、これにたどり着いたのがラッキーだったと思います。
おそらく、まだまだ日本ではポピュラーなサプリではないせいもあるでしょう。
ちなみに、どちらかと言うと、癌の予防としての方が有名だそうですが、そういう意味でも、ぜひ飲み続けていく価値はあるかと思います。
Now Foods、DIM 200、90ベジカプセル
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ビタミンE
ビタミンEもPMSの症状には良いとされています。
参考にした記事はこちらです。
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12250710036.html
偏頭痛は、ミトコンドリアの働きが悪いと起こりやすい、とも言われていて、ビタミンEは、体内に取り込んだ酸素を、ミトコンドリアに取り込みやすくする働きがあると言われています。
食事から取ったとしても全く量が少なすぎるので、基本、海外のサプリメントで摂るようにしています。
こちらも、かなりの量を飲むことで、実感が湧いてくるものです。
ビタミンB6
同様に、ミトコンドリアの働きを助ける物質に、ビタミンB6があります。
こちらは、市販のアリナミンなどの錠剤や、ビタミンBコンプレックスというサプリメントに入っているので、容量の多いものを選んで購入することをおすすめします。
頭痛の前兆のような感覚(首の後ろに違和感がある、生あくびがでる、など)が起きた時を狙って、多めに飲むと、半減します。
これらのサプリメントは全てiHerb(アイハーブ)のサイトから購入できますが、「楽天リーベイツ」というポイントサイトからアイハーブのサイトに行くと、ポイントがもらえますので、購入する方は、良かったらご利用ください。
水(塩水)
頭痛には、水を飲むと良い、というのは、よく聞く話です。
量も、ちょっとぐらいじゃダメで、予防のためにも、日頃から喉が乾く前に水を飲むようにしましょう。
体内の水分が不足してくると、血流が悪くなって、血液がドロドロになりやすいためです。
特に女性は生理中に、水分不足を引き起こしやすいので、こまめに水を飲むようにするといいのです。
また、水に、天然塩をひとつまみ入れて飲むのも効果的です。
毎回、これで良くなるわけではないですが、予防のためには、より体液に近い塩水をこまめに飲むことで、頭痛を抑えられる可能性は高くなります。
減塩とかってよく言われてますが、減塩が必ずしも体に良いわけではないようです。
頭痛とは話がそれますが、減塩で減らす塩は、工場で作った塩を絶対に摂らないようにすべきということなので、天然の塩を使うことは、逆に体に良いそうです。
塩を摂ることで、不調が治るという本も結構出ていますので、参考までに載せておきます。
私は、朝起きて歯磨きしたら、コップ1杯の水を飲んでいます。
寝るときには、枕元に水を入れた水筒を置いて、夜中に目が覚めたら飲んだり、軽い頭痛が来た時などは、塩水を飲むと、気付いた時には楽になってることが多いです。
塗って治す
塗るものとしては、ボルダレンのようなスースーするものも、軽い痛みには効くのですが、その場しのぎでしかないことがほとんどです。
どうせなら、もっと、グワ〜っとちょっと痛いぐらいに感じるものじゃないと、頭痛もちには物足りません。
ズッキノン
市販の塗るタイプの中では、個人的に、かなり強烈な効き目があると思われます。
特に、夏の熱い時、お風呂上がりなど、血行がよくなっているところに塗ると、痛いぐらいですが、その後、スーッと痛みが消えていることがあります。
全ての頭痛に効くわけではないので、どんな痛みの時に効果を発揮するのか、その都度試すしかありません。
フラワーレメディ
最近、使っているのが、バッチフラワーエッセンスというものです。
あくまでも、自然の波動を使って、調子を整えていくことができるものですが、人によっては、すぐに痛みが和らぐことがあるようですので、試してみる効果はあるでしょう。
私は、ちょと首が痛いかな、という時、寝る前にこれをこめかみに塗ったり、首や肩につけて伸ばすことで、痛みが和らぐというよりも、気持ちが楽になって、リラックスできます。
「出来るだけ自然派のもので何とかしたい」、という人には、おすすめです。
緊張型の頭痛の人には、特にいいのではないでしょうか。
マグネシウムオイル
頭痛に効果のある食べ物として、ナッツ類があげられますが、あれは、マグネシウムを摂るためなんですね。
しかし、食べ物で摂るのって、かなりの量を食べなければならなく、また、マグネシウムの場合は、特に、皮膚から吸収させた方が効率が良いことから、マグネシウムオイルが発売されています。
使った感じは、ちょっとべたつきますが、すぐに吸収されていきます。
これをスプレーして、肩を少しだけ軽くマッサージしたり、こめかみにすり込むようにすると、筋肉の緊張がとれて、痛みが軽減していくのです。
使い始めはピリピリする感覚があるかもしれませんが、それは、マグネシウムが足りていない証拠だそうですので、使っているうちに、ピリピリした感覚は減っていくでしょう。
私も以前、使っていて、使い切った後注文するのを忘れていたので、また注文してみようと思います。
白花油(バイファヨウ)
これは、実はまだ使ったことがないのですが台湾では、頭痛もちの人に有効だということで、載せてみました。
台湾土産としても人気の品ということで、SNSでも、少し前から話題なんです。
口コミを見ると、塗ると、かなりスーッとするようで、臭いもちょと気になるようですが、現地では万能薬として使われていて、虫刺されにも塗るみたいですよ。
気になるので、すぐに購入してみようと思います。
→購入した結果です。
まあまあ、いいのかも、という感じでした。
塗った感じは、ズッキノンの方がかなりスースーするな、と思ったのですが、じわじわ効いてる感覚はありました。
ただ、臭いは、結構ありますので、出かける前は塗らない方がベターです。
動かして治す
理学療法士の財前知典先生のブログにある、マッサージ方法と、肋骨と肩甲骨を動かす呼吸法みたいなものを、一度試してみてください。
https://ameblo.jp/hoczai/entry-12441216070.html?frm=theme
財前先生のもとには、市川海老蔵さんをはじめとする、芸能人の方がたくさんこられているそうなんです。
私も、この方法をやるようになってから、頭痛の予防にとても役立っていることを実感しています。
首の後ろのコリが取れるんですね。
あと、呼吸も楽になります。
本当です!
財前先生のブログの中で、首の痛みは首を治療しても治らない、と書いてあります。
普通、首が痛ければ首を回したり、自分で痛いところをグリグリ押したりしがちですが、それは間違いだそうです。
だまされたと思って、このやり方を続けるようにしてみてください。
(補足:私は、この方法を試す時は、こっている側の斜め上を見るようにして首を伸ばすと、めちゃめちゃ気持ちがいいです)
聞いて治す
音楽にも、頭痛に効果のあるものがあります。
有名なのは、白鳥の湖ですが、実際のところ私にはあまり効果はありませんでした。
もちろん人によっては、治った、という人もいますので、試してみてもいいでしょう。
私はどちらかというと、こっち系の、以下の2つの音楽の方があっているような気がします。
不思議なんですが、先日、頭痛がきたな、と思った時に、塩をひとつまみ入れた水をお腹いっぱい飲んで、これを聞いてると、いつの間にか治ってしました!
次はこちらです。
実は、この動画、つい先日、インフルエンザにかかってしまい、どうしようもなく苦しかった時に、気を紛らすためにたまたま検索して見つけたものです。
頭も痛かったのですが、それよりも、体が辛い時の気持ちを安らかにさせるのに、とても役立ちました。
頭痛に関しても激減する、というわけではないですが、やはり緊張がとける感じがするし、ぼーっとする感じがするので、痛みが気にならなくなる、と言った方があっていると思います。(それによく眠れました)
次のこちらなんですが、人によっては、かなり効果があるそうです。
私は、何度か試したのですが、結果、そうでもなかったです( ̄▽ ̄)
聞くタイミングとかもあるのでしょうし、頭痛の種類によるのかもしれません。
偏頭痛の予防法
一度痛くなってしまったら、そこから元の状態に戻すのは、本当に難しいものです。
そこで、いかに日頃から予防するか、ということが大切になってきます。
私が普段行っている予防方法をご紹介します。
寝過ぎない
休みの日だからといって、いつまでも寝るのは頭痛の原因になります。
昼寝も同様で、30分以上は寝るべきではありません。
頭痛持ちの人は、だいたい頭痛になります(笑)
寝ることで、リラックスした状態が続くわけですが、人は寝ている時に、血管が拡張し、血圧が下がっています。
血管が拡張していることは、偏頭痛の大きな原因の一つでもありますので、睡眠中にも頭痛で起きることにもなります。
寝すぎには注意しましょう。
食べ物に注意して食べ過ぎない
基本的に、甘いもの、糖質の高いもの、炭水化物をとりすぎると、偏頭痛になりやすいと言われています。
普通、糖質を摂ると、急激に血糖値が上がり、その後、それを下げようとインスリンが出るのですが、頻繁に繰り返していると、そのうちインスリンの調整がうまくいかなくなって、低血糖を引き起こすようになります。
低血糖は、偏頭痛の大きな原因の一つです。
私の場合は、空腹時に市販の菓子パンを、一気に食べると、だいたいなります(笑)
普段から、甘いものに注意することと同時に、糖質量を少なくするためにも食べ過ぎないようにしておくことは重要です。
薬を飲むタイミングも大事
いろいろ試したけど、やっぱり発症してしまうこともあるでしょう。
放っておくと、吐き気がひどくなったり、寝込んだりして、生活に支障をきたしますよね。
私も、薬は、持ち歩いていて、「これはヤバそうだな」と思ったら、速やかに飲んでいます。
薬は、いつも使っていては、薬物乱用頭痛を引き起こすので、なるべく飲まないようにはした方がいいのですが、長年、偏頭痛持ちでいると、「これ以上薬を我慢したら、寝込むことになりそうだ」、という瞬間がわかってくるものです。
なので、上記の方法をいろいろ試して、この程度の痛みならこれ、ズキンズキンきそうなら、薬、とその都度変えていくといいと思います。
薬は、1回に2錠と書いてあっても、1錠飲むだけで意外と効果があるとがあるので、なるべく少なめに利用していく方がいいでしょう。
まとめ
実際に偏頭痛がきたな、と思ったら、何か一つの方法で良くなることは、私の場合は、ほとんどないです。
いくつかの方法を次々に試したり、同時にやったりして、その都度、自分の頭痛の状態をみて、組み合わせて取り入れています。
頭痛の種類は、人それぞれだし、食べ物だったりPMSだったりと、原因も、その都度違ったりするので、その時その時に合わせて対処するしかない、と思います。
偏頭痛の原因や、程度は、本当に人それぞれなので、自分に合っている方法を見つけるために、いろいろ試してみるといいでしょう。
皆さんが毎日、頭痛知らずの生活を過ごせるように、祈っています。