習い事

子供におすすめの練習用ピアノの選び方

子供がピアノを習うことになって、まず考えるのは、家で練習用のピアノを買うかどうか、です。

先生に言われたから、とすぐに買えるほど、値段も安くはないし、大きさも場所を取るので、簡単には買えませんよね。

まずはピアノを買う前に、ピアノの種類や特徴、金額などをチェックして、子供に合ったピアノを買うようにしましょう。

練習用にピアノを買う必要はある?

「楽譜さえ読めるようになればいい」

これくらいに思っていたら、極端な話、紙鍵盤でもいいくらいです。

正直、楽譜は、習って1年もすればある程度は読めるようになります。

でも、楽譜が読めるからと言って、ピアノが弾けるとは限りません。

ピアノを弾く行為は、意外に複雑で高度な技術なので、何度も練習することで、脳の色々な機能を使っていくことになります。

もっと詳しく知りたい方はこちら→子供がピアノを習うと頭が良くなるってホント?意外な効果も

せっかくピアノを習うのですから、家でもきちんと練習できるピアノを用意してあげましょう。

 

はじめてのピアノの選び方

「高価な買い物だし、果たして子供がいつまでやるかわからないし・・」、と思って躊躇しているのなら、ひとまず電子ピアノを買うという方法でも大丈夫です。

もし、1年ほど様子を見て、長く続けられそうなら、1〜2年後に買い換えてもいいでしょう。

あまり長い期間電子ピアノで練習をしていると、教室ではグランドピアノで弾いていて、そこで表現したことを、家で同じようにやろうとしても出来ない、ということが起こってくる可能性があります。

実際に、家でもちゃんと練習して音の強弱や表現の大切さに気づくようになるような子供だと、電子ピアノだと物足りなく感じてくるでしょう。

 

要は、本人のやる気や適性次第、とも言えますね。

 

いきなり買う勇気が出ない場合は、レンタルピアノを使う方法もあります。


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月に3,300円〜、1ヶ月単位で借りられるので、子供の様子を見てからちゃんとしたピアノを買おうと思っている方にはおすすめです。

 

買った後に、インテリアの一部としてしか機能しなくなっては、ピアノがかわいそうですものね。

 

ピアノを選ぶ時に大事なこと

ピアノは実際に弾いた上で、どれにするかを決めることが重要です。

近くに楽器屋さんやピアノのショールームがあれば、ぜひ足を運ぶことをおすすめします。

自分で弾けなければ、適当な音を出してもいいし、スタッフにお願いすれば代わりに弾いてくれることもあります。

また、自分で弾く場合も、立ったまま弾くのではなく、ちゃんと椅子に座って弾いてみましょう。

練習では座って弾くわけですから、その状態での音の聞こえ方を比べてみることも必要です。

 

以下では、アップライトピアノから、電子ピアノの特徴やおすすめの機種をご紹介しています。

アップライトピアノのおすすめ

アコースティックピアノには、グランドピアノとアップライトピアノがあります。

アップライトピアノは、縦型で省スペースですが、グランドピアノと比較してしまうと、音量の幅や、鍵盤のタッチ、音の伸びやかさなど、大きな違いはあります。

プロを目指して音大を受験するくらいになれば、グランドピアノが必要になりますが、あくまでも習い事として続け、かつ住宅事情が許されるなら、アップライトで全く問題ありません。

メンテナンスをしっかりとしていれば、100年はもつと言われているほど、長く使い続けることが出来るのも特徴です。

また、鍵盤も、グランドピアノの鍵盤に近い、人工象牙と人工黒檀のものを選べば、滑りにくく、グランドピアノを弾いた時の違和感が軽減されます。

何より、生の音というのは、そこから伝わる感じ、振動、響き、どれを取っても、電子ピアノより優れています。

人間の感覚を最大限に引き出してくれるのが、生のピアノの良さと言えるでしょう。

 

ヤマハ アップライトピアノ

言わずと知れた、世界一位の生産量を誇るヤマハのアップライトピアノは、ピアノを買う際に最初に考えるメーカーですよね。

私もヤマハのアップライトを使っていましたが、高音の明るい音色の響がとても好きでした。

 


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カワイ アップライトピアノ 

ヤマハが明るめの音色なのに比べると、カワイは低音がよく響き、鍵盤も多少重めに感じるのが特徴です。

どちらが良いかは、好みの問題なので、弾き比べるしかありません。

 

こちらは、譜面台がグランドピアノ仕様になっている、という特徴があります。


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電子ピアノのおすすめ

音の響き、振動は、やはりアッコースティックが一番ですが、マンション住まいや、引越しが多い、などの事情で、電子ピアノを選ばざるを得ないこともあります。

電子ピアノは、夜間でも気兼ねなく演奏できる、調律の必要がない、本体に録音できる、など、電子ピアノ特有のメリットもたくさんあります。

音や、タッチも、年々進化してきているので、昔の電子ピアノのように、鍵盤に重みがなかったり、弾くたびにカタカタ音がなるようなものとはかなり違ってきています。

ただ、
「出来るだけアコースティックの弾き心地に近いものがいい」
という方には、電子ピアノの中でも断然ハイブリッドピアノがおすすめです。

音はグランドピアノの音により近く、響板に響かせる設計になっています。

鍵盤については、一般的な電子ピアノだと、樹脂の鍵盤を採用しているものが多いのですが、ハイブリッドピアノになると、木製鍵盤で、鍵盤アクションもアコースティックのものと同じですが弦が張られていないというだけで、アコースティックピアノを弾くのと変わらない感覚が得られるのです。

 

レッスンでグランドピアノを弾く時の違和感を感じにくい作りになっていると言えます。

 

見た目は、電子ピアノとは思えないような高級感もあり、各メーカーから出ている物をみると、グランドピアノの前部分を切り取ったようなデザインだったりするので、家に置けば、高級感あふれること間違いなしです。

値段的には、アコースティックと変わらないので、本当はアコースティックが良いのだけで、どうしても電子ピアノにせざるを得ない、という方には、ハイブリッドピアノを選択肢に入れると良いでしょう。

 


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電子ピアノにそこまでお金はかけられない、という方には、10万円前後のクラスのものでも良いものが出ているので検討してみることをおすすめします。

鍵盤の重さもそれなりに考えられているので、最初の練習用として準備するにはちょうど良いかもしれません。

メーカーによって、弾き比べると、タッチ感や鍵盤の重みに微妙な違いが感じられます。

私も楽器屋さんで試しに弾き比べましたが、カシオはちょっと軽め、カワイは重く感じる、ヤマハは、やはりヤマハのアップライトのタッチに近い、など、それぞれの特徴が感じられます。

 


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こちらは、ヤマハが開発したGrand Touch鍵盤を搭載した、クラビノーバの最高峰モデルです。

 


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まとめ

アコースティックにも、電子ピアノにも、それぞれに良さがあるのがわかりましたでしょうか。

やはり、アコースティックが一番ですが、こればかりは、それぞれの家庭の事情や子供のやる気にもよると思いますので、よく検討して考えてみてはいかかでしょう。

まずは親子で楽器店に行って、弾いてみることが大切です。

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