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子供にとって専業主婦の母親ってどんな意味がある!?

最近は共働きが当たり前のようになってきた中、専業主婦の自分は肩身が狭くて・・

と思っている方が多いかもしれません。

専業主婦や、フルタイムからパートに変えた人も含めて、その選択をしたのには、きっと理由があるはずです。

保育園に空きがなかった、子供のそばにいたいから仕事をやめた、旦那さんの希望で、

など、いろいろな事情でなった人がいると思います。

 

今の日本の事情から、旦那さんが外で残業続きの仕事をしていると、どうしても共働きの場合は、奥さんに負担がかかってしまいます。

 

(それも、最近はリモートワークのお陰で事情は変わってきているかと思いますが)

 

それでも、日本の社会が、現状のまま変わらないのなら、夫の家事育児への参加率も変わらないですし、奥さんが専業主婦になったり、仕事を減らして、子育てに専念するケースは減らないでしょう。

とりあえず、今の状況で、

子供にとって、自分のお母さんが、家にいて一緒に過ごす時間が長いことで、どんなメリットがあるのか?

ということについて、検証して、決して肩身の狭い思いをしなくてもメリットはたくさんあるという自信をつけていただきたいと思って、書いてみました。

(ちなみに、ここではフルタイムからパートなどに切り替えた人も含めて書いています)

せひご覧ください。

 

子供にとって母親が専業主婦であることのメリット

では、子供の立場では、どんな良いことがあるのか、詳しく見ていきましょう。

自分の親が一番安心できる

保育園に預けると、そのうち子供は慣れて子供同士や先生とも楽しく遊べるようにはなりますが、やはり、一番は自分の「ママ」に匹敵する人はいません。

特に人見知りな子供だと、保育園の先生や、おじいちゃんおばあちゃんにさえも、自分の気持ちを言えなかったりするものです。

子供って、親から離れると頑張ってしまう場合があったりします。

ですから、お母さんが常にそばにいてくれるというのは、子供にとってはありのままの自分を安心して出せるのです。

 

それに、保育園で起きる事故が時々ニュースでも取り上げられていますが、保育園が増えても保育の質が低下する心配があります。

小さい子供にとって、出来るだけ親がついていてあげるのが一番安心でしょう。

それが、精神的な安定につながり、不安感もなく、ストレスも感じない心を育てることになるでしょう。

 

小さいうちは出来るだけ触れ合った方がいい

一昔前までは、赤ちゃんをあまり抱っこすると、抱き癖がつくと言われていたため、なるべく抱っこしないようにという習慣がありました。

しかし、最近は、赤ちゃんはたくさん抱っこしてあげましょう、なんて言われるようになりましたよね。

それだけ

子供とのスキンシップの重要性

が高まってきたということでしょう。

 

それに、抱っこするのもママやおじいちゃんおばあちゃんなどの身内と、他人とでは、やはり赤ちゃんも感覚でわかるものです。

特にお母さんはおっぱいのにおいがしますから、赤ちゃんは敏感に感じ取るものですよね。

子供がもう少し大きくなって外遊びが出来るようになっても、やはりお母さんが連れて行って、遊びの相手をしたり、家の中でもお手伝いをさせたりなどが重要になってきます。

何より、子供がわがままを言ったりぐずったり、という時に、ちゃんと気持ちを受け止めて時間をかけて気持ちに寄り添うということは、いつも一緒にいるお母さんにしか出来ないことではないでしょうか。

これによって、親子の信頼関係が築かれることになります。

 

子供がのびのび育つ

昔と違って、現代は自然も少なくなり、地域によっては近くに公園があまりないという場所も多いでしょう。

子供にとって、外で体を動かすことは大切なことです。

 

でも、正直、子供に付き合って、毎日公園に出かけるのは、かなり大変な仕事です。

 

しかし、そうやってこちらが頑張って子供がある程度満足して疲れるまで付き合ってあげると、その後昼寝をしてくれたり、わがままを言わなかったりすることが多いのも事実です。

 

また、子供にとっても、公園の名前や場所、そこで会うお友達の名前をだんだん覚えるので、「今日は○○公園に行きたい」という要望を素直に伝るようになるでしょう。

自分のやりたい、が叶えられる

ということは、きっと子供にとっては嬉しいものです。

 

公園に行くだけではなく、他にも、「お昼にカレーライスが食べたい」、「クッキーをママと作りたい」などの要求にも、母親がこたえてくれたら、嬉しいと思います。

 

どれも小さなことですが、

毎日の積み重ねは、その子にとって、のちに大きな財産となります。

これを繰り返すことで、自分の要求を思う存分親にぶつけて受け止めてもらったり、時には折り合いをつけなければいけないということも覚えていくでしょう。

こういった日々の積み重ねが、子供にとっては、自信にもつながり、のびのびとした子供らしい成長を見せることにつながっていくと考えることができます。

 

防犯上安心

学校の登下校だけでなく、家に一人で留守番をさせていても、襲われる事件が起こることがあります。

防犯上、子供を一人にさせるのは出来るだけ避けたいものです。

ちなみに、私の住んでいる地域には、比較的専業主婦率が高いようで、子供の帰りがいつもより遅いなと思えば、みんなすぐに様子を見に行ったりしています。

また、塾や習い事も、冬の薄暗くなる時期には送り迎えをするようにしたりなど、それぞれが気を付けるようにしているようです。

私も出来るだけやっていますが、子供が2人いるので、例えば下の子の習い事で、長女に留守番をお願いしなければならない時がどうしてもあります。

そんな時は必ずカギをかけるように言い、また、すぐそばに住んでいる義母にもこの時間は一人でいるということを伝えておくようにすれば、時々様子を見に行ってくれるので安心です。

 

親からみた場合

これまでは、子供側から見た場合のメリットを挙げてきましたが、では、母親側としては、どんな良いことがあるのでしょうか?

いくつかあげていきましょう。

 

子供の成長を感じられる

やはり、自分が産み育てている子供が、少しずつ成長していく過程をじっくり観察できるというのは、何よりの喜びだと思います。

これがあるから、子育てを頑張れるんですよね。

初めて笑った、歩いた、オムツが取れた、言葉をしゃべった、公園デビューしたなど、ひとつひとつがかけがえのない瞬間です。

そのすべてに立ち会うことが出来たというのは、重要なことだと思います。

幼稚園、小学校に入ってからも、毎日毎日少しずつ変化していくものですから、その瞬間を知っている、ということは、子育てする側にとっての大きな喜びだと思います。

喜び以上に、大変で、しんどい部分は多いですが、それを親子で乗り越えて、今がある、と思うことが出来るのも、素晴らしいことですよね。

 

余裕を持った生活リズムが整う

子供にとって睡眠時間などを含む、生活リズムは大変重要です。

早く寝るためには早くご飯を食べて早くお風呂に入らなければなりません。

それらを余裕を持って出来るにこしたことはないでしょう。

 

自分に余裕がないと、ついつい子供にも「早くしなさい」なんて言ってしまいますが、あまり言いたくはないですよね。

 

決まった時間に食事をして決まった時間に寝起きをすることは、大人も子供も健康の為には欠かせないですから、こういう生活リズムを子供の頃に身につけさせることは大切です。

 

子供が話がある時にすぐに聞いてあげられる

幼稚園や小学校では、当然いいことも悪いことも起こります。

子供はその出来事を真っ先にお母さんに話したがるものです。

話したいと思った時に、誰もいなかったり、忙しいから後にして、と言ってしまうと、何故か後で聞いても、もう話す気が失せるみたいです。

不思議なんですよね。

聞いてほしい時に聞いてもらえないと、すねちゃうのでしょうか?

とにかく、子供が帰ってきたときに嬉しそうに何かを話し始めても、嫌な出来事を話し始めても、その時にちゃんと顔を見て聞いてあげるって必要だと思います。

時には、何気なく聞いている話の裏に、もっと複雑な事情があることもあります。

それが次のこれです。

 

子供の異変に気付きやすい

子供が悩んでいることを言葉で伝えてくれると一番いいのですが、まれに隠してしまうことがあります。

話しても聞いてくれなかったり、自分のことを否定されがちだと、話したくなくなるようです。

でも、子供の様子を毎日見ていると、何か感じるんですよね。

なんか、最近友達の話をしないな、とか、イライラしているのかな、とか感じるんです。

もしかしたら、いじめに合っているという可能性があったとしても、意外と最初のうちは親が気づいていないこともあります。

そういったちょっとした変化に気づくためには、どちらかというと、子供と接する時間が多いことが必要なのではないでしょうか。

 

まとめ

あくまでも、今の日本社会では専業主婦が子育てすることで、こんなメリットがある、というのを書きましたが、もっと、働き方が変わってくれば、様々な変化は起きてくるでしょう。

専業主婦になるかどうかを、気兼ねなく安心して女性が選択できて、かつ子供も満足できる世の中が訪れることを願っています。

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