人生で叶えたいと思う夢、何かありますか?
もうすでに叶えてしまって、人生に満足しきっている人は別として、これから夢を叶えようと思っている人、そして、夢に向かって努力している最中の人にとって、何かしら、ぶつかる壁というものがあるのです。
それによって、夢を諦めてしまった、という人も、当然いるでしょう。
では、どんな壁があるのでしょうか?
そして、それにどう対処していくべきか、一緒に見ていきましょう。
目次
モチベーションが続かない
いろいろチャレンジしようとは思うけど、いかんせん、続かない、すぐに飽きる、という経験は多くの人がしていることでしょう。
ですので、いかにモチベーションを維持するか?
その方法をいくつかご紹介していきたいと思います。
夢を叶えることでどうなりたいのか?を明確にする
例えば、何か資格を取ろうと思って勉強していたとして、その資格を取ることだけを目標にしてしまうと、取った後に、その資格でいったいどうなりたいのか?というのが実は決まっていなかった、なんていうことになりかねません。
英語を勉強して英検やTOEICで良い点を取ることを目標にして、その後に、どうしたいのか?というのが実は定まっていなかった、などといういう場合です。
海外で暮らしたい、とか、外国人の友達が欲しい、映画を字幕なしで観たい、ということを考えていたとしても、それらの目的が一時的には叶ったとしても、そこで満足して終わる、ということになるかもしれません。
このように、本当の夢や目標というのが明確でなく、単に、履歴書に書くためとか、自慢したいため、などの理由では、当然、努力も続かなくなる可能性が高くなってしまうのです。
夢というものを、しっかり自分の中で明確にしておくこと、自分がそれによってどんな人生を送っていきたいのか、などそこまで考えることが、モチベーションを維持し続ける大きな秘訣になります。
やるべきことを毎日書き出す
いつのまにか、サボってやらなくなってしまった
これって、結構経験している人が多いのではないでしょうか?
それを防ぐためには、
今、やらなければいけないことを書き出して実行する
ことが必要です。
具体的な夢が定まってくると、今、やるべきことがわかってくるはずです。
それを、逆算して、書き出す。
毎日やることをノートや手帳に書き出して、コツコツこなしていく。
そういう地道な努力が、必要になってきます。
単に頭の中で、
今日はこれをして、だいたい1年後くらいにはこのあたりまで進んで・・
などと考えているだけでは、なかなかその通りには進まないものです。
結果、ということがないように、常に書き出して、自分のいる場所を明確にしておくといいでしょう。
アウトプットしながらインプットする
実は、新たに覚えたり身につけたことというのは、ずっと自分の中にしまっておくのではなく、どんどんん外に出していった方がいいのです。
それによって、自分がどこまで出来るようになったかが、客観的にわかるし、周りの人にも評価してもらえることにつながります。
そして、実は
アウトプットすることで、インプットが効率的に出来ます
人間はどんどん忘れていく生き物ですから、それを防ぐひとつの手段として、アウトプットの方法があるのです。
何か覚えたことを、誰かに話したり、ネット上で公開するなどでもいいのですが、そのことで、知識が整理され、より定着しやすくなってきます。
また、それを見たり聞いたりしてくれた人から共感してもらったり応援されたりすることもあります。
そうなると、ヤル気も出ますよね。
ぜひ、どんな形でもいいので、アウトプットするようにしてください。
すごい人と比べ過ぎない
自分がこうなりたいという具体的な人物がいるのは、とてもいいことだと思います。
ただ、その人と比べて、自分が全然ダメだ、足元にも及ばない、と思い込んでしまうと、ヤル気も起きなくなるでしょう。
すごい人を目標にするのはいいことですが、常に比べて落ち込むのではなく、
どんな小さなことでもいいので共通点を見つけたり、
1ミリでも近づいている
と思うようにすることで、落ち込むのを防ぐように頑張りましょう。
すぐに結果を期待しない
モチベーションが続かない原因に、なかなか結果が出ないので、途中で挫折した。
ということがあります。
そもそも、人生で叶えたい夢が大きければ大きいほど、実現するのに結構時間がかかったりするものです。
そういう場合は、
まずは出来たことに着目する
ようにしましょう。
以前の自分と比べて少しでも出来るようになったことがあるはずですから、それを振り返って、
こんなことまで出来るようになった!
と思って、これを繰り返すようにしていくのです。
少しでも結果が出ているとわかることで、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
足を引っ張られる
「邪魔したり、足を引っ張るだなんて、そんな人いるのか?」
なんて思うかもしれませんが、意外や意外、実は身近な人にそういう人がいたりするものなんです。
表面的には「応援してるよ〜」などと言ってはいても、人間というのは、嫉妬が渦巻いていることが案外多いもので、
これは、子供同士にだって、よく見られる光景なのです。
ですから、
あまり、自分のやった成果を自慢げにひけらかさない、
ある程度の結果が出るまでは、あえて黙っている、
ということも時には必要です。
もちろん、すでに多くのファンがいて、結果を出したことのある有名人の場合、(新庄ビックボスみたいな・・)
あえて、最初に目標を公言しておいたほうが、もともとのファンが応援してくれる
ということもあるので、夢を叶えやすくもなります。
そういうファンなんていないよ、という人の場合、
出る杭は打たれる
ことがある、ということを覚えておくといいでしょう。
そもそも目標設定が間違っている
単に「大金持ちになりたい」
とか、
「自分を馬鹿にした人間を見返したい」
などという理由で、夢に向かって突き進むのは、最初はそれが大きなエネルギーとなり、力が出るかもしれません。
しかし、実は、これはちょっと危険とも言える動機なんです。
お金持ちになりたい、と思うのは、多くの人に共通することですが、じゃあ、いったいいくら稼げるようになれば、いいのか?と問われた時に、どう答えるでしょう?
例えば、
「1億稼ぎたい、稼いだら、贅沢な暮らしを満喫したい」
と思っていたとします。
でも、きっと最初は、まずは10万円、50万円、100万円・・・と少しずつ目標を達成して、そしてとうとう1億稼いだとします。
しかし、そこで、満足するはずなのに、なぜか、次は1億1千万円、2億・・とキリがなくなってくる可能性があります。
これはあくまでも想像ですが、
1億円稼ぎたいと思って頑張って、そうして目標を達成したら、贅沢な暮らしをして、その暮らしを今度は継続させたいと思うはずです。
でも、一度、贅沢を知ってしまうと、そのレベルを下げることは、案外難しいものです。
しかし、お金は、減っていく一方なので、もっと稼がなくては、今の生活レベルを維持することは難しくなってくるのです。
結果、もっともっと、となってきます。
それが続いて、果たして、心が満たされることになるでしょうか?
そうはならないと、私は思います。
これが、「お金持ちになりたい」という夢だけのために頑張ってきた結果になるのです。
もし、お金持ちになって、さらにその先に、例えば、
「人のために役に立ちたい」
「社会に貢献したい」
などのさらなる目標があれば、きっと、その人は、お金持ちになっても、さらにお金を稼ぎ続けることだけにエネルギーを注ぐのではなく、世の中のために、貢献する道を進むのではないでしょうか。
もちろん、夢を実現させるためにまずはお金が必要
ということであれば、最初の目標設定としては間違ってはいないですね。
もう一つあげた、「自分を馬鹿にした人を見返したい」
これも、最初は、機動力として力を発揮するかもしれませんが、本当の目的とはしない方がいいでしょう。
人間ですから、ばかにされた人間を見返したいと思うのは、自然な気持ちだとも言えます。
ですので、今すぐその気持ちを忘れなさいとは、言えないです。
その強い気持ちを、良い方に使えれば、それに越したことはありません。
これも、先程のように、
見返したいと思う、その先に、きちんと別の夢や目標を定めておく
ことが大切です。
そうやって努力していけば、そのうち、見返したいと思っていた人のことがどうでもよくなる瞬間がやってくる可能性もありますので。
まとめ
いかがでしたか?
夢を持つことも、そのために邁進することも素晴らしことですが、何度も挫折しそうになることはよくあることなのです。
そのために諦めてはもったいないので、上手にモチベーションを維持しながら、みなさんの夢が叶うことを、願っています。