子育て

ランドセル選びでイライラしないために気を付けたこと

 

子供が来年小学生になる、と思った時に、真っ先に思うのが、ランドセルのことです。

長女のランドセルを買ったのは今から5年前ですが、その時は秋ごろに買いました。

今年次女のをやはり秋に買おうかと思っていたら、周りのお友達は春には注文をしている人が結構いたのには驚きました。

実際、デパートでは夏前頃からランドセルの展示会を開いているところも多くなってきました。

私は、○○鞄などの有名工房には最初から興味がなかったので、そんなに焦る必要はなかったのですが、子供が気に入っている色が売り切れになるのを恐れて結局7月に量販店で購入しました。

毎年微妙に早くなっているようなランドセル商戦、親は子供にどんなランドセルを買ってあげたいか、そして子供はどんなランドセルを買いたいのか、意見が割れることも多いでしょう。

親としては「6年間使うから、丈夫でシンプルなものを!」と思いますが、子供側はまだ6歳で、そこまで考えが及ばないもの。

キラキラのデザインのものはなるべく選んでほしくはないので、そこで意見が合わなくてイライラして喧嘩になってしまったり。

せっかくのランドセルなんですから、子供が(出来れば大人も)満足するようにしたいものですよね?

ランドセル選びにイライラしないように、私が気を付けたことをお伝えしていきましょう。

ランドセルのデザインは子供に選ばせるべき

基本、最終的な決定権は、子供自身にした方がいいです。

実は、長女の時には、赤を購入しました。

最初、長女は水色がいいだの、紫がいいだの、言っていたので、私と、お金を出してくれる義母とで、「やっぱりランドセルと言えばでしょう!」と言って洗脳しちゃったのです。

本人も買う時には、「赤がいい」と自分で言うほど赤で心を決めていたので、私は心の中で安心していました。

ところが、やっぱり本人的には納得いかなかったのか、それから2~3年たってから、「あの時、紫が良かったんだ」と言ってたのです。

 

その反省もあって、次女の時には周りがあーだこーだ言わないで、本人の気に入ったものを買おうと思っていました。

そして7月にランドセルを購入しましたが、色は「エメラルドグリーン」です。

もちろん、本人が欲しがったものを買いました。

横に刺繍が入っていて、なかなか目立つ、いい色です。

「6年間ずっと使うものだけど、本当にこの色でいいの?」

と何度も念を押しちゃいましたけど、結局これで決定です。

基本、女の子はデザイン重視ですからね。

毎年きらびやかな刺繍の入ったものが店頭に並んでいるので、目移りするものです。

でも、うちの子供の場合には、案外すんなりと決まりました。

それにしても、なんか大きくないか?と思ったら、長女の時と比べて横幅が一回り大きいのです。

どうも「A4フラットファイル」に対応しているみたいですね。

確かに、長女は学校でもらったA4ファイルをランドセルにぎゅぎゅうに詰め込んでいましたから、ランドセルもそれに合わせて仕様を変更してくれたのでしょう。

また、これならタブレットをケースごと入れることも出来ます。

 

その後、娘は高学年になりましたが、ランドセルの色については、全く文句も言わず、普通に使っています。

 

あと、ランドセルって、毎日使うのは子供ですから、親が自己満足のためだけに、高級なものを買い与えたって子供には価値は理解不能ですね。

男の子だったら、かなり雑に扱います。

「ランドセルじゃんけん」といって、じゃんけんで負けたらみんなのランドセルを持って、次の電柱まで走るという遊びをこの辺の小学生もやっています。

これだと、じゃんけんの時にみんなのランドセルをドンっと道路に投げ出しちゃうので、ひどい扱いようです。

実際に娘のクラスの男の子は、そのせいか知りませんがランドセルを壊してしまいました。

幸いその子のお兄ちゃんが6年生で、卒業まで残り数ヶ月だったため、卒業するまではリュックを使い、卒業後にお兄ちゃんのランドセルを譲り受けたそうです。

 

どのメーカーにするかを決めておく

子供にとってはどのメーカーでも同じなので、せめてここは親が一番こだわりたい部分でしょう。

私はどこでも良かったので、普通に量販店に行って買いました。

しかし、世の中には、ランドセルを扱う有名な土屋鞄(つちやかばん)を筆頭にいろいろな工房があって、HPからの注文も受け付けています。

こういうところのランドセルは売り切れるのが早いので、注文を早めにする必要があるようです。

その分、本革で、細部にもこだわりが感じられ、かつ上質のものが手に入りますので、親的にも祖父母的にも満足のいく品となっています。

デザインはシンプルなものが多いようですが、手触りはやはり一流の鞄屋さんが作っているだけあって、滑らかな感触ですよ。

 

ランドセルに誰がお金を出すのかはっきりさせる

最近はおじいちゃんおばあちゃんが購入代金を払ってくれて、入学祝のプレゼントとして孫に贈るケースが多いようです。

うちも義母が一緒に見に行ってくれて、お金を出してくれました。

たまたまうちの子が選んだものが、型落ちで値引きされていたので、思っていたより安かったと言って義母は喜んでいましたよ(^^)/

 

中には、お金を出してくれるのはいいけど、ここのメーカーじゃなきゃダメとか、この色にしなさい、とか口を出してくる場合があります。

ランドセル選びは、わが子の一大イベントみたいなものですので、出来るだけ口は出して欲しくないと思うのは当然でしょう。

あまりにも言ってくるようなら、ランドセルは自分たちでなんとかするから、入学祝いは他の部分で出してもらうようにそれとなく話してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

子供に選ばせる以外、あまり周囲が口を出さない方がいいというのが私の意見ですが、世の中には、せっかく長く使うものだし、きちんとしたものを、と考える人も多くいますね。

いずれにしても、使う子供自身にとって満足のいくランドセルを買ってあげるのが一番です。

親がこだわりたい部分は、メーカーくらいにとどめて置いて、色やデザインは子供に決めさせるのがいいのではないでしょうか。

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