お出かけの時に、どうやって授乳したらいいか、気になることってありますよね。
出かける前にしっかり授乳をしたとしても、長時間電車に乗らなければならなかったり、レストランで食事したり、その間に授乳することは多いでしょう。
授乳の際には、周囲に人がいる以上、ある程度のマナーを意識しないといけません。
外でも、困難なく授乳するための準備や、シチュエーションごとの授乳のコツをお伝えしていきます。
目次
外出先での授乳のための準備
まずは、家の外で授乳する時、準備しておくと助かるものや、コツをご紹介します。
授乳ケープ
私は外出する時は必ず授乳ケープを持ち歩いていました。
完母だったので、どこでもおっぱいをあげられるようにしていたからです。
正直授乳ケープなしでは、外で授乳は考えられません。
授乳服も結構持っていましたが、一瞬たりとも見えるのが嫌なので、外ではその上を授乳ケープで隠していました。
時々、カーデガンで隠したり、おおきなセーターの下で授乳している人を見かけましたが、私はそんな風に器用には出来ませんでした。
カーデガンだと隠しきれなかったり、セーターの下だと、外は寒くても赤ちゃんが汗だくになってしまうのです。
特にうちの子は、泣くと体をばたばたさせたりしてあばれるので、ちょっとしたカーデガンなどではめくれちゃうんですよ(泣)
おしゃれな授乳ケープは市販のものもたくさん出ています。
使って便利だったのは、ワイヤー入りのものです。
タオル
タオルは、主にげっぷをさせる時用のものでいいです。
授乳間隔が3~4時間あくと、胸がはってくるので、最初飲ませる前にタオルに絞りだしてから飲ませることもありました。
抱っこひも
外出時は、ほとんどの人が抱っこひもを持っていくとは思いますが、抱っこひもに入れたままでも授乳出来るようになると、とても便利です。
さすがに立ったままは難しいですが(私は家ではやっていました)、座って授乳する時に、抱っこひもに入れたまま、よく授乳していました。
そういう意味では、横抱き縦抱きどちらでも授乳できるようにしておけば、臨機応変にできるので便利だと思います。
ミルク
普段は母乳だけで育てていても、どうしても外で授乳が出来ないこともあるかもしれないので、ミルクを持参することも考えましょう。
急にミルクをあげても飲まないこともあるので、そういう時のために、母乳とミルク両方飲めるようにしておくと安心です。
外出の直前に授乳しておく
授乳室がなかったり、移動が長くなってしまって、予定していた時間に授乳出来ないこともあるので、家を出るギリギリ前に授乳はすませておくことを忘れないようにしましょう。
それに、授乳したとたん、ウンチをしてしまうこともありますから、おむつも取り替えておけば安心ですよね。
次からは、様々なシチュエーションでの授乳のコツをお伝えします。
飛行機で授乳する場合
私の実家が北海道なので、子供と一緒に帰省する際には、いつも座席を窓側にしていました。
その方が人の目を気にすることなく、授乳出来ます。
出来れば、搭乗直前におっぱいを飲ませて、おむつも取り替えて、乗った途端に寝てくれるのが最高ですが・・
飛行機だと興奮して寝なかったり、寝ても着陸直前にだいたい起きちゃうんですよね(^^;)
一度、飛行機が混んでいて、通路側しか予約できなく、しかも、母子2人だけで乗ったことがありました。
隣は空席でしたが、窓側に男性、通路を挟んで反対側にも男性という状態だったので、子供がおっぱいを欲しがって泣いても、周りから見えるのでは、と不安で授乳ケープがあったにも関わらず授乳をためらってしまいました。
そのせいで、逆に子供が大声で泣いてしまい、周りに迷惑をかけてしまったと思います。
外食しながら授乳する場合
赤ちゃんがいても、外食に行きたいと思ったら、遠慮せずに行きたいものですよね。
その為には、その場所が赤ちゃん連れに適した場所かどうか、事前に確認しておく必要があります。
ファミレスだと、授乳してても気になりませんが、隣との席の間隔が狭かったりすると、やはり隣に男性が座ると、いくら授乳ケープを使っても、やりずらいものです。
常に混んでいるスタバのような場所も、目立ってしまいます。
また、家族と外食に行く場合は、よくお座敷を利用していました。
授乳もしやすいし、寝たらそのまま下に寝かせられますからね。
授乳しながらレストランで食事するのなんて、慣れれば、何とも思わなくなるものです。
電車で授乳する場合
電車で、しかも混んでいる車内で授乳したことは、さすがにありませんが、見かけたことはあります。
夜の通勤ラッシュの時間帯で、前に座っていたお母さんがシャツの裾をすこしだけめくって授乳していたのです。
その時、私はまだ独身だったので、さすがに、目のやり場に困っちゃいました・・
本当にさりげなくあげていたので、気づく人はあまりいなかったとは思いますが、私はちょっと無理ですね。
よほど、車内に人が乗っていなくて、ボックス席などだと、気にならないかもしれませんが。
特急列車や新幹線の場合、座席によっては気にせず出来るかと思います。
窓側で、隣が旦那さんだったり、女性だったりすれば、授乳ケープで隠しながら授乳しても問題ないと思いますよ。
もし、私が電車に乗っていて、授乳が必要な時は、普通列車ならいったん降りてトイレで授乳しちゃいます。(何度かそんなこともありました)
電車の中で授乳をしなければならない時にも、役に立つのは、360°すっぽり身体を包んでくれる、授乳ケープが重宝します。
こちらは、伸縮素材なので、赤ちゃんが足をバタバタさせてもめくれることはありません。
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公園で授乳する場合
お友達のママたちと公園の芝生にシートを敷いた上で、おしゃべりしながら授乳している人の姿は、結構この辺では見かけます。
ほのぼのしていて、いいですよね。
私の場合、一人で、上の子を遊ばせるために赤ちゃん連れで来ている時に、例えばベンチに座って授乳したりはしませんでした。
なんとなく、後ろを通る人の視線が気になって・・
時々赤ちゃんがいると思って、声をかけてくるお年寄りもいたりして・・(悪気はないんでしょうけど)
公園での授乳も、周囲の目が気にならないような場所があれば、出来ますよね。
まとめ
外での授乳は人の目が気になったりして、最初はかなり気を使うものです。
でも、赤ちゃんのためにも、外でお腹がすいたらすぐにおっぱいをあげられる方がいいですよね。
ある程度の準備をしていけば、外での授乳なんて、すぐに慣れてくるものです(特に2人目、3人目)
マナーを意識しながら、授乳をするようにしていれば、周りの目も温かく見守ってくれることでしょう。