子育て

里帰り出産したくない?それなら後悔しない選択をしよう

里帰り出産をしない人って実は結構いるものです。

その背景には、「里帰り出産はストレスだから、したくない」、というのが本音だったりします。

私は、第1子の時には、「当然里帰り出産でしょ」と思っていたので、里帰りしました。

でも、すご~く後悔しました(^^;)

理想と現実は違いましたね。

ここでは、里帰り出産をしようかどうしようか、と悩んでいる人の為に、里帰り出産のデメリットや、メリットとなる理由をあげていきたいと思います。

 

里帰り出産を後悔した理由

まず、里帰り出産を後悔してしまった主な理由をあげてみます。

意外にデメリットの方が多かったりするものです( ̄▽ ̄)

 

実母からのストレスでイライラしやすい

これですよね、一番は。

実母ですから、自分の娘が出産するのは待ちに待った瞬間です。

当然、何かと口出ししたくなるのは当たり前。

出産前から入院中、出産後に至るまで、自分の経験を交えながら、まさに「私の出番」という感じでアドバイスしてきます。

それに耐えられるなら、里帰り出産出来ますよ。

https://masumiofficial.com/toxic-parents/mother-daughter/overcome-codependency/

実家の食事が合わない

何年も実家と離れて暮らしていると、久しぶりの母の手料理も懐かしくて美味しいのですが、ちょっと洋風のものが食べたくなったり、たまには焼き肉屋さんや焼き鳥屋さんにも行きたくなるものです。(私の場合)

あとは、妊娠中だからと、煮物とか野菜のお浸しとか、和食中心で、ステーキや肉料理が食べたくても両親は歯が弱くて噛めないとか、口に合わないから無理だと言われたり。

他には、「昔は妊娠中は2人分食べなさいと言われたものだよ」、と大量に食事を出されて、太ってしまうこともあるようです。

私も、ついつい実家であまり動かずに食べてばかりいたので、出産1か月前に一気に太って、産婦人科で注意されました。

 

気を使う

いくら実家でも、出産前で動けるうちは、家事を手伝った方がいいに決まっているし、掃除や料理をどの程度手伝うかは実母とすり合わせる必要も出てきます。

あまりにもおんぶに抱っこだと、嫌みを言われる可能性も。

お互いに気を使って暮らしていくことは覚悟しなくてはならないでしょう。

 

パパとの距離が生まれる

里帰り中は、パパは一人で生活をするわけですよね。

すると、パパは自分のことだけやっていればいいので、これから生まれる赤ちゃんのことに意識が向きにくくなる可能性もあります。

出産後も赤ちゃんのお世話をする機会がないと、なかなかパパとしての自覚が生まれにくいでしょう。

出来るだけパパが来られる日を作ってもらって、実家で赤ちゃんのお世話を一緒にしてもらうようにした方がいいです。

 

帰宅が大変(飛行機や新幹線)

私の場合は、産後、赤ちゃんを連れて飛行機で帰らなければならなかったので、かなり緊張しました。

当たり前ですが、途中で降りられないし、もし泣いてしまって、ずっと泣き止まなかったらどうしよう、とか、飛行機の中でうんちしたらオムツ替えが大変だな、とかいろいろ不安なものです。

それに、授乳をすることにもまだ慣れていなかったので抵抗があったことや、ミルクを飲ませるのにお湯はどうしようとか、数え上げればきりがありません。

長い時間、赤ちゃんと外出するのなんて、初めてだし、想像出来ないですから。

そんな時はインターネットで赤ちゃん連れでの飛行機の乗り方、などを検索しまくって、対策をとりました。

結局、移動中は抱っこひもにいれていたせいか、ほとんど寝てくれていたので、大丈夫でしたけど。

それでも帰ってきた時は、どっと疲れましたね。

そして、赤ちゃんはずっと寝ていたせいで、今度は夜寝てくれなくて、へとへとの体に鞭を打って、寝かしつけの為にまた抱っこしなければなりませんでした。

とにかく里帰り出産の終わりに赤ちゃんを連れて長距離を移動するのは、本当に大変なものなのです。

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里帰り出産をしてよかったこと

では、良かったと思う点もいくつかあげましょう。

 

初産の不安がやわらぐ

妊娠したらまず、出産は実家で、と、ほとんどの人は考えますよね。

その理由は、とにかく精神的に安心出来るから。

初めての出産は、いくら育児書を読んだり病院で講習を受けてはいても、不安はぬぐい切れません。

男性であるパパがいるよりも、出産を経験した母がそばにいてくれるだけでも、何かと安心ですしね。

それに、初孫を楽しみにしている母を喜ばせたい、という思いもあるでしょう。

 

家事を休める

出産したら、産後の体力を回復させることが重要です。

それには、赤ちゃんのお世話以外の家事を出来るだけしないことですよね。

そういう点では、実家だと食事の世話や掃除に関しては、頼ることができるのは大きいです。

 

里帰り出産をしないための準備

実際は、里帰りしなくても、なんとかなっている人はたくさんいるので、大丈夫なんです。

里帰り出産を迷っている人で、どちらかというと、あまり里帰りしたくない、と思っている人は、しないほうがいいかもしれません。

出産後は、体も心もデリケートになりますので、子育て以外のことで、ストレスを感じてしまうのは赤ちゃんにとっても良いことはないからです。

里帰りしない場合、安心して陣痛から出産後のサポートまでをお願いするのに、どうしたら良いのかを説明します。

陣痛タクシー

両親や親戚が近くにいない場合、パパがいない間に急に陣痛が来たら、タクシーで病院に向かうことになります。

事前に陣痛タクシーに登録しておけば、すぐに来てくれますので、安心です。

陣痛タクシーとは

急な陣痛に備えて、事前に登録しておくことで、道案内なしで、病院まで送迎してくれるタクシー。出産前後の検診まで対応しているところも。マタニティータクシーなど、会社によって、名称は変わる。

各タクシー会社では、24時間対応の陣痛専用回線を設けていたり、ドライバーが妊婦の送迎のための講習を受けていたり、万が一破水した時のための防水シートなどを準備してくれているところもあります。

自分が住んでいる地域に対応してくれる会社を調べて、登録しておきましょう。

 

食事の準備

出産後の食事のことは、一番心配な点でしょう。

最近は「家事代行」や、「子育てのサポート」制度なども充実していますので、それらを利用することで、なんとかなります。

各自治体では、産後ケアについてサポートしているところがほとんどですので、事前に説明を聞いて、申請しておくといいでしょう。

 

産後ケアまで頼まなくても、食事だけ自分でなんとかすれば大丈夫、という場合、出産直後は、近くのコンビニさえも行けませんので、宅配弁当などを利用する方法もあります。

多少お金はかかるかもしれませんが、自分の体を休ませることが第一なので、期間限定で利用するだけ、と思えば負担に感じることも少ないでしょう。



当日注文して配達も可能な、イトーヨーカドーのネット通販も便利です。

子育て応援キャンペーンというのがあって、公布日から4年以内の母子手帳を持っている人が登録すると、4年間、配達料金が100円で利用できるということなので、子供が小さいうちにぜひ利用したいものです。

 

同じように、パルシステムでは、ベイビー&キッズ特典という194円の手数料が無料になるシステムも採用しています。


お金はかかるが精神的には楽

里帰りしなかった人は、実家に頼りたくても高齢で頼れなかったり、実家との折り合いが悪くて里帰りしなかったというケースが多いようです。

里帰りしない方が、自分なりに考えて準備することで、特に大きな問題もなく、精神的にも楽だったりするものです。

そして、多くの人が口をそろえて言うのが、

「里帰りしてたら、絶対イライラしていたはず!」

だから、

「子育てサポートを頼んで他人が来てくれる方が、お金を払っている分お願いしやすい」

そうです。

お金でお願いできるなら、かえって気を使わなくて、楽かもしれませんね。

まとめ

里帰りをして、出産前後の安心感と体力の回復を得たいという場合は、里帰りするメリットがあるといえます。

しかし、里帰り中は、両親と今までにないくらい密着して過ごすものです。

ストレスを感じるようなら、やめたほうがいいでしょう。

親のサポートがなくても、義理の両親が近くに住んでいて通ってくれたり、いろいろなサービスを利用すれば、ちゃんと赤ちゃんは育っていきます。

ただ、自分でなんでもやってしまおうと、頑張りすぎないように、それだけは注意しましょう。

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