子育て

子供に対するやってはいけない叱り方。やってしまったら謝りましょう

こんな叱り方はダメだろうなあ、と思いながらも、感情に任せて、よくない叱り方をしていることがあるものです。

ダメな叱り方とは、どういう叱り方なのか、そして、そういう叱り方が子供にどんな影響があるのか、以下を参考に、考えてみましょう。

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こんな叱り方は要注意

自分でも周りの人もやりがちな、やってはいけない叱り方は次のようなものです。

これらを無意識のうちにやっていないかどうか、見ていきましょう。

脅す、叩く

脅したり、叩いたいすると、一発で言うことを聞いたりするかもしれません。

言うことをきくのは、単純に恐怖心から自分を守るためでもあります。

でも、子供に対して、脅したり、叩いたり、というのは、全く意味がないどころか、心に傷を作ってしまう可能性が高いものです。

「よそへやっちゃうよ」、「怖い人がくるよ」と怖い顔を見せられたり、拳(こぶし)を目の前に突き出された、叩かれたなどの経験は、小さな子供の潜在意識の深いところに刻まれてしまうそうなんです。

そうやって育った子供は、成長してから、他の誰かに対しても、平気で脅す、あるいは、逆に、何かを始めるときに、「怖い」という気持ちが先に出て、一歩踏み出せない傾向が出てくる可能性もあります。

「鬼が来る」、「お化けがやってくる」、なども安易に使いがちですが、最小限にしておいた方が良さそうですね。

 

理由を言わない

理由を言わずに、「ダメなものはダメ!!」みたいな感じで言われるのと、理由を言われて、ダメなんだなと子供自身が納得するのとでは、その子の成長に違いが出てきます。

理由を言うということは、子供を、ちゃんと認めていることになり、子供にとっても、自分には、親にきちんと説明してもらえるほどの価値があるのだとわかることになるのです。

それが、成長する上で、「自己肯定感」を育てることになります。

親にとっては、理由をいちいち説明するのは面倒に思うかもしれませんが、出来るだけ、叱ることとセットで理由を説明してあげるといいでしょう。

 

いきなり怒る

例えば、挨拶の仕方も教わっていないのに、挨拶をしないからといきなり怒られるのは、子供にとってもショックです。

他にも、公共の場所で、走り回っているからと、「ダメ、どうして走るの!」と言われても、なぜ走ってはいけないのかわからないのに、いきなり怒られた、と子供は傷つくでしょう。

レストランでも、遠くを走る子供に、これまた遠くから「走るんじゃない!!」と大声で叫び続けているお母さんがいますが、そっちの声の方が迷惑だったりして・・(笑)

いきなり怒るのではなく、騒いでいたらそばに近寄り、子供の体をちょっと押さえるように力を加えて(決して強くではありません!)、ひとまずやめさせます。

それから、騒ぐことでどれだけ迷惑になるか、場所によっては騒いでいい場所とよくない場所がある、などと、声のトーンを落として話すようにするといいでしょう。

近所の人へのあいさつに関しては、家で、あいさつをしようね、と話したり、親も進んであいさつをする姿を見せましょう。

子供にも、朝起きたら、「おはよう」など、日頃から家族の間でもあいさつの習慣をつけさせておくようにしましょう。

 

ずっと怒っている

子供が大した悪さもしていないのに、ずっと注意をしているお母さんを見かけます。

そういう子に限って、落ち着きが無かったり、他の大人の言うことを全然きかなかったりするものです。

しょっちゅう怒られているので、マヒしてしまうのかもしれませんが、行動の全てを注意されても何の意味もないのです。

自分が注意されている、という感覚がないと、何をしても注意されるのが当たり前、でもじっとは出来ない、という状態になってきます。

子供は落ち着きがないもの、と思い、周りに迷惑をかける時だけ叱って、あとは褒める、など区別をしっかりつけておくことも大切ですね。

 

人格を否定する

大人同士なら、絶対に言わないことでも、子供に対しては、つい言っていることがあるものです。

それが、「あんたは、何をやってもダメ」「本当にバカだよ」など、子供の人格そのものを否定してしまうような発言です。

叱る時は、その子がやった行為のみを叱るようにしましょう。

ついつい、怒った勢いで別のことも色々言いたくなりますが、それをしてしまうと、子供の全てを否定することになりかねません。

一つのことをビシッと叱ったら、もう終わり!と自分の中でストップをかけることです。

感情に任せて叱る

感情に任せて、怒りをぶつけるだけの叱り方は、叱っているとは言えません。

単に、怒りを爆発させているだけなので、子供にとっては、恐怖でしかないのです。

不思議なもので、一度怒りを表に出すと、それをおさめるのに、結構なエネルギーを使ったりして、ぐったりすることもあります。

まず、子供を叱る前に、自分がイライラしているだけじゃないのか、本当に叱るべきことなのか、一呼吸おいて、考えてみるようにしましょう。

それが難しいなら、何も言わずに、1、2、3・・と数を数える、または、それでもダメなら、百から3引いて、また3引いて・・と逆に数える方法も有効です。

感情に任せたやり方がエスカレートして、つい手が出てしまう、とならないように、日頃から、自分の感情を客観的に観察するクセをつけておくといいですね。

 

人と比べる

叱る時に誰かと比べることは、やってはいけないことですよね。

言われている子供にとっては、ああいう風になりなさい、みたいなことを言われても、自分にはできない、と自信を失うきっかけにもなります。

また、親が、子供の価値、存在を受け入れられないことを表していることになりますので、子供にとっても、「私はダメな子なんだ」と思い込んでしまうでしょう。

これを書いている私もそうだったのですが、親から常に誰かと比べられて育つと、自分も誰かと比べてしまうようになるものです。

人と比べる叱り方は、要注意ですね。

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やってしまったら謝ること

やってはいけないと思いつつも、ついやってしまうことだってあるでしょう。

そんな時は、きちんと子供に向かって、「さっきは怒りすぎてごめんね」と謝ることです。

親だって人間ですから、頭ではわかっていても、感情的になることもあります。

やってしまったら子供には、素直に謝る、それで、OKとしましょう。

 

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やってはいけない叱り方が意味すること

補足として、ここにあげた、叱り方を続けることが、子供にとって何を意味するか、考えてみましょう。

例えば、子供がおもちゃを欲しいと言って、わがままを言ったりダダをこねて泣きわめいたりしていると、つい叱りたくなるでしょう。

その時に、脅す、叩く、理由も言わずにダメと言う、などをしていると、子供にとっては、その泣きわめくという怒りの感情にフタをさせられることになるのです。

実は、子供というのは、感情のコントロールをする力が、まだ足りません。

それは、成長するとともに、徐々に学んでいくものです。

それが、いきなりフタをさせられてばかりいると、感情を適切に表す方法が分からなくなり、別の形(依存症、恐怖、対人恐怖症など)で現れることもあります。

なので、怒り、喜び、悲しみ、恐れ、などの人間が自然に持っている感情をストレートに出すことで、それを受け止めてもらい、安心感や信頼感を得られることが大事になってくるのです。

親子の絆とか、信頼関係も、そうやって育っていくんですよね。

 

産まれたばかりの赤ちゃんを見ると、何かあったら、とにかく泣くことで訴えようとしていますよね。

それをお母さんなりお父さんが、抱き抱えて、よしよしとあやしてあげることで、赤ちゃんは自分が愛されている、という安心感を得られるんです。

これって、とっても大切なことです。

自分の出している感情を受け止めてもらって、まずは、「これ欲しかったんだね」と共感してもらうことは、子供が安心して、人生を歩んでいく土台を作ることになります。

子供のやっている行為が悪いから、迷惑だから、と即やめさせるために、脅したりするのではなく、そうしたかった子供の心理を理解するって大切なんですよね。

 

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まとめ

ここにあげられた叱り方をやってしまったからと言って、もちろんすぐに、子供に悪影響があるわけではないでしょう。

親だって、人間ですから、感情的になることだって、当然あります(もちろん私もです!)

やっちゃったな、と思ったら、素直に、子供には「ごめんね、怒りすぎちゃったね」とあやまって、今度から気をつけるようにすることが大切でしょう。

 

 

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