プロテインはボディービルダーが飲むもの、と思われていた時代はもう古いと言ってもいいでしょう。
最近は、適度に筋肉をつけて痩せたい人や、美容の為にプロテインを取り入れている女性も多いのです。
私も健康のためにプロテインを毎日飲んでいます。
今は、実に様々な種類のプロテインが発売されています。
大人用だけではなく、ジュニアプロテインという、子供専用のものまであるくらいです。
でも、果たして子供にプロテインを飲ませても、大丈夫なんでしょうか?
はい、ジュニアプロテインまで発売されているくらいですから、大丈夫なんです。
ただし、飲み方などに注意は必要です。
ここでは、子供にもプロテインを飲ませて期待する効果が得られるのか、また害はないのか、などについてお伝えしていきます。
プロテイン自体に害はなので大丈夫です
飲み方や、選ぶ際に気をつければ害はない、と言っていいでしょう。
まず、いきなり最初から大量に毎日飲ませるようなことはやめておいた方が良さそうです。
何故かというと、お腹を壊すかもしれないからです(+_+)
実は、普段からタンパク質をほとんどとっていなかった人は特に、胃腸の状態が弱っている可能性があります。
そんな状態では、一気にタンパク質を消化しきれません。
ですから、まずは、ゆっくり、少量からはじめて、様子を見ながら徐々に増やしていった方がいいでしょう。
また、ホエイプロテインは牛乳に含まれる乳糖が入っているものがあるので、乳糖が消化できなくてお腹を壊しやすい人は、WPI(アイソレートタイプ)という種類がおすすめです。
また、筋肉がつきすぎで、身長が伸びないのでは?という疑問を持っている人も結構いるようです。
しかし、筋肉は筋トレを計画的に行うことで、ボディービルダーのようなムキムキの体になるのであって、通常の生活を送ったり、部活で運動するくらいではあそこまで筋肉はつきませんので、安心していいでしょう。
子供にプロテインはどんな効果があるのか?
子供にプロテインを飲ませようかと思っている親は、おそらく子供の身長がもっと伸びてほしいなどの悩みを抱えているのかと思います。
そういった体の発育には、まずタンパク質が必要なのです。
タンパク質の必要な量は、体重の1.5倍~2倍は必要です。
タンパク質は筋肉、骨、歯、内臓、脳、髪の毛、爪など、体のあらゆる場所で絶対に必要なものなのです。
他にも、落ち着きがない、朝起きられない、集中できないという子供も、意外とタンパク質不足だったりするものです。
タンパク質は本当に重要な働きをしているんですよね。
しかし、毎日食事でタンパク質を摂るとなると、大量に肉や魚を食べなくてはならなく、料理をするお母さんは大変です。
特に食べ盛りの男の子だと、食費がハンパないくらいに膨れ上がることでしょう。
そこで、プロテインを食事と併用すれば、効果的です。
プロテインを飲むことで、様々な体や心の症状を改善させることができると言われています。
気をつけたいのは、あくまでも食事でしっかりタンパク質を中心とした栄養を摂ること。
プロテインは補助的に考えてください。
プロテインにも様々な種類があって、栄養もいろいろ含まれてはいますが、やはり何より大切なのは、お母さんの手作りの栄養たっぷりの料理なんです。
ですので、食事の後、今日は少しタンパク質が足りないかな、と思った時に食後に飲ませたり、間食のおやつ代わりに甘めのプロテインを飲ませてみてもいいでしょう。
うちでは甘いプロテインを買っていないので、青汁やココアで味付けして、生クリームを足して飲ませているので、そこそこ飲みやすくしているせいか、出せば飲んでいます。
そのうち、ジュニアプロテインの甘めの味のものも試してみようと思っています。
もちろん、普段の食事ではタンパク質を多めにしているのと、時々こうしてプロテインを飲ませているせいか、高学年の長女は、ここ2年ほどで急激に身長が伸びてきました。
もともと小学校に上がった時には小さくて、一番前ではないですが、前から3~4番目くらいでした。
今は、真ん中くらいですが、足はめちゃめちゃ速くて、リレーの選手です。(合唱部なのに・・)
次女も幼稚園の中では身長の高い集団に入っています。
この子も運動神経は良い方です。
2人とも背が伸びてきたといっても、ヒョロヒョロとした感じではなく、筋肉も適度について、引き締まった体つきだと思います。
ところで、プロテインは、何歳ごろから飲ませてもいいのでしょうか?
何歳から飲ませていいの?
プロテインは薬ではないので、特に何歳から飲ませていい、という基準はないようです。
飲ませている人は、小学1年生頃から飲ませている人が多いようです。
ちなみに、我が家では、幼稚園の年中(5歳)あたりから時々飲ませていました。
小学生の長女にも3年生くらいから時々飲ませています。
長女の場合は、ヨーグルトに混ぜて出すと、喜んで食べているので、飲むというよりは食べてる感覚ですね。
子供におすすめのプロテイン
ジュニアプロテインって普通のものと何が違うのでしょう?
タンパク質量は通常より若干少なめで、その分、骨を作るためのビタミンD,カルシウムが入っているものがほとんどです。
やはり、骨の成長に欠かせない成分が入っている点が、ジュニアプロテインの大きな特徴と言えます。
販売されているジュニアプロテインは子供の体を考えて作られていると言えますね。
また、飲みやすくするために砂糖や人工甘味料を使って甘めの味付けがなされているのがほとんどです。
なので、ジュニアプロテインだと甘すぎるのが気になるという人は、子供に大人用のプロテインを飲ませたり、逆に大人がジュニアプロテインを飲んでも何ら問題はありません。
あとは、味の好みでしょうね。
飲みやすくないと、続きませんから、いろいろ試してみるといいと思います。
これは、1食分(14g)あたり、タンパク質6g、炭水化物5.1gです。
ジュニア用の中では、炭水化物が少なめだと思います。
こちらは、ジュニア用の区別はないですが、ペコちゃんでおなじみのミルキー味というので、子供にもおすすめです。
大人が飲んでも満足のいく味だと評判なんですよ。
子供にプロテインを飲ませても大丈夫?のまとめ
プロテインはタンパク質なので、子供の成長に欠かせない栄養素ということになります。
親としては、子供が丈夫で健康的にすくすく育ってほしいと思うものですが、プロテインは食事に追加して摂り入れることで、子供の成長に役に立ってくれることがわかりましたね。
大人も子供も、体のためにはプロテインはおすすめです。
毎日の食事で摂りきれないタンパク質をプロテインで補うように努めていきたいものです。