美容と健康

買う前に知っておきたい自分に合ったプロテイン

 

プロテインを買おうと思って薬局に行ったり、ネットで検索すると、ものすごくいろいろな種類のプロテインがあるのがわかります。

値段も様々ですし、初めて買う時には何を買ったらよいのか、さっぱりわからないですよね?

ホエイとか、ソイとか、中にはジュニア用として売られているものがあったりもしますし。

私の場合、最近はもっぱらネットでこれを購入しています。

でも最初はプロテイン自体飲んだことがなかったので、何を選んだらよいのかさっぱりわかりませんでした。

そこで、ネットで少し調べてみることにしました。

すると、ホエイプロテインが吸収の面で良さそうだったのと、かつ糖質が少なめのものを薬局で一つ一つ手に取って、裏の成分表とにらめっこして、やっと決めました。

こうして一番初めに買ってみたのがこちら。

ふたを開けると、子どもの頃に飲んだ「ミロ」をちょっと薄くしたような色合いです。

実際飲んでみると、ミロのような強い甘さはなく、うす甘い味で、そこそこ飲めました。

更にココアパウダーや生クリームを混ぜれば結構いけましたが、そのうち、人工的な甘さが気になりだして、最近は買っていません。

とにかく、気になったものを実際に試してみないとわからないでよね。

自分の中で選ぶ基準をある程度決めてから、選択肢を絞っていけばいいとと思います。

それぞれの種類ごとにまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

プロテインの種類

プロテインは大きく分けて、その製造方法によって3つに分類されます。

3つそれぞれに特徴があるので、自分の体や目的にあったものを選ぶことができます。

味もいろいろでていますので、自分の好きな味を見つける楽しみもありますね。

ではその3つについての特徴を見ていきましょう。

ホエイプロテイン

ホエイ(乳清)とは、ヨーグルトやチーズが出来る時に上に分離して出てくる、あの、液体のことです。

このホエイ、栄養価が高く、すごく吸収されやすいんです。

ホエイを原料に作られているホエイプロテインですが、さらに細かく分かれます。

WPC(コンセントレートタイプ)

これは、ホエイを、ろ過する過程でタンパク質以外の栄養もそのまま残った状態で作られており、脂質やカルシウム、乳糖などの炭水化物が含まれています。

牛乳を飲んで、お腹を下してしまう人は、乳糖不耐症といわれています。

私もどちらかというと、その傾向があるので、特に空腹時に冷たい牛乳を飲むと、一発でやられます。

なので、お腹を壊しやすい人には、次のWPIがおすすめで、私も主にこちらを飲んでいます。

 

WPI(アイソレートタイプ)

上記のWPCから乳糖が大幅に取り除かれているのが、このWPI(アイソレートタイプ)なのです。

お腹を壊しやすい人はこちらを試してみると良いでしょう。(値段は少々高くはなりますが)

乳糖以外の栄養も取り除かれているので、その分低脂肪です。

タンパク質の量は、90%となっています。

ちなみに、先ほどのWPCのほうは、タンパク質量が80%で、値段も手ごろなので、大量に飲みたい人や、初心者向けといえるでしょう。

比べてみると、WPIの方が、よりアスリート向けの感じがしますね.

それに、食事で摂りきれないタンパク質を効率よく補いたいという方にも、タンパク質量の多いWPIがおすすめと言えるでしょう。

カゼインプロテイン

カゼインプロテインも、牛乳から作られていますが、ホエイプロテインとの違いは、固まりやすい性質を持っているということです。

カゼインというのは、牛乳の中に含まれているタンパク質の80%を構成しており、牛乳から脂肪とホエイを取り除いた部分です。

チーズなどの原料になるもので、凝固性があります。

不溶性なので、お腹の中に、溜まりやすいという性質をもっています。

つまり、腹持ちがいいので、寝る前に飲むと、7~8時間かけてゆっくり吸収されます。

ホエイプロテインのように吸収スピードが速いものは、筋肉をすばやく修復させるのに向いていますが、カゼインプロテインは、長時間にわたってタンパク質をゆっくり吸収させるのに役立ちます。

ダイエットの時の間食に取り入れるのもおすすめですね。

ただし、カゼインはアレルギーの原因となることがあるので、牛乳にアレルギーのある方は注意しましょう。

また、ホエイプロテインのWPIタイプでもお腹を壊すという方もいるようなので、その場合は次に紹介するソイプロテインを飲むようにしてください。

 

ソイプロテイン

ソイプロテインは、その名のとおり大豆のタンパク質を原料としている植物性のプロテインです。

食物繊維を含むため、消化吸収スピードはゆっくりめになります。

寝る前に飲むと、寝ている間にゆっくり吸収されるという特徴があります。

何より、値段がリーズナブルです。

ただし、大豆に含まれるイソフラボンの影響が良くも悪くもホルモンバランスに影響することがあるようです。

また、味の方はというと、粉っぽくて溶けにくく、かつては、あまり美味しくないという評価がありました。

しかし、最近では改良されて、様々なフレーバーのものが売られているので、その中から自分好みのものを見つけることが可能となりました。

意外な盲点は糖質量

プロテインは様々な種類があって、自分にとって飲みやすいものを選ぶことが出来ますが、一つ気になるのが、糖質です。

ココアやメロン、イチゴ味などのフレーバーのものを利用すると、確かに味がついている分飲みやすくはなります。

しかし、甘味料が使われている分、糖質が高くなるのと、タンパク質量も減ってきます。

購入する時は、成分表をチェックして、糖質量がなるべく少ないものを買いましょう。

でも、いつもプレーン味だと飽きてしまう、という方は、プレーンと他のフレーバーを少し混ぜるだけでも変化があって美味しく飲めるはずです。

試してみてくださいね。

まとめ

プロテインの種類には、主に、ホエイプロテイン(WPC,WPI)、カゼインプロテイン、ソイプロテインなどがあることを、ご紹介しました。

このように、様々な種類とフレーバーがありますので、選択肢もかなり広いと言えます。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の体に合わせて、選んでみてください。

そして、選ぶ際には成分表をチェックするのを忘れずにしましょう。

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