ほとんどの小学校には、バザーがありますね。
そして、保護者には、食器などの不用品や、手作り品を出してくださいと言われることが多いものです。
「手作り品って、いったいどんなものを作ればいいの?」
「手作りなら何でもいいの?」
と、心配で困っている人の為に、バザーでよく出される品や、売れ筋の品の中から、これを出しておけば大丈夫というものを紹介していきましょう。
目次
小学校のバザーでの手作り品に迷ったら
せっかく作るからと、マニアックな物を出しても、売れ残ってしまう可能性があります。
それに、ボランティアで出すものなので、そんなに凝ったものは必要ありません。
また、小学校のバザーは、それこそ普段から使える実用的な物が売れ筋なんです。
あとは、小学生も買いに来るので、子供達が喜びそうなものでも大丈夫です。
以下は、売れ筋の品の中から、簡単に作れるものやちょっとハードルが高そうなものまでを参考までに並べてみました。
(作り方は、検索すればたくさん出てきますよ^ ^)
売れ筋は「ぞうきん」
ぞうきんは、一番人気です!
ですから、迷ったら、ぞうきんを縫いましょう!
ミシンで縫えば、あっという間です!
何故なら、うちの小学校では、学期ごとに一人2枚ずつ新品のぞうきんを学校に持っていかなくてはならず、それ以外にも絵の具用や習字用にも必要だったりするので、ぞうきんはいくらあっても足りない程です。
100円ショップでも5枚入りのものが売ってはいますが、バザーではもっと安く売る可能性が高いので、欲しい人はバザーを狙っています。
6年分(6枚)をまとめて作って、毎年1枚ずつ出すというツワモノもいます。
「ぞうきんの作り方」の動画を載せておきますので、参考に作ってみてください。
※動画では、家で使う用に、使用済みのタオルで縫っていますが、バザーに出す時は新品の余っているタオルを使うといいでしょう。
ランチョンマット
給食の時に毎日使うので、人気です。
何より、布さえあれば、四方を縫うだけだし、大きさもだいたいでいい(40×60センチくらい)ので、超簡単です。
男の子には、ポケモン、スプラトゥーン、マリオなどの柄、女の子には、すみっコぐらしやリラックマなどのキャラクター、花柄やチェックも可愛いです。
喜ばれるのはかわいい柄のマスク
マスクも人気の高い品の一つです。
コロナで一気に市販品が増えましたが、低学年だと布製のものが可愛くておすすめです。
給食の時間にも必ず使用しますし、インフルエンザが流行る時期は、必須です。
洗濯しているうちに、ヨレヨレになりますから、たくさんあって困ることはないでしょう。
単純な4角形のものなら、簡単に出来ますよ。
ネットで検索すれば、タイプ別に作り方が出てきますので、もし時間に余裕があれば、立体型やプリーツ型に挑戦してみてもいいでしょう。
キットを買うと、いろんな柄のガーゼが入っていますので、ついでに普段使う分も一緒に作ってしまいましょう。
可愛い柄のガーゼハンカチで、子供用マスクを作ってみるのもいいかもしれません。
ヘアゴムやシュシュ
ヘアゴムやシュシュなどのヘアアクセサリーは、簡単だし、いろいろな種類の作り方があるので、楽しんで作れること間違いなしです!
ついでに、娘の分も、娘と一緒に作ったこともあります。
かわいい布が余っていれば、ミシンでシュシュがあっという間に作れます!
慣れれば5分くらいで出来ちゃいます。
ぜひトライしてみてください。
きんちゃく類
きんちゃくの中でも、一番の売れ筋は、給食袋です。
サイズは16×18㎝のもので、給食袋以外にも、ピアニカのふき口を入れたり、もう少し大きめにすれば縄飛びを入れる袋や、お道具類入れとしても使えます。
幼稚園のコップ袋用に買っているお母さんもいますよ。
小さいものなら、ミシンであっという間です!
防災頭巾カバー
お店で買うと、1000円前後はするので、バザーで手に入れたいと思う人が多いのが、防災頭巾カバーです。
娘が通う小学校では、椅子の背もたれにかぶせているので、次第に汚れが落ちにくくなったり、ボロボロになってくるので、高学年で買い替える人も結構います。
手作りとなると、かなりハードルが高いので、私は作ったことがありませんが、出せば、必ず喜ばれることでしょう。
手作りが苦手なら裏ワザで対応
ミシンが苦手で使いたくないとか、不器用だったり時間がない人におすすめな裏ワザがあります。
他の人が作った手作りのもの、または「手作り風」のものを出す
親戚が、東南アジアに旅行に行って、お土産で買ってきてくれた布製のポシェットがあったので、それを出したことがあります。
現地の人が作ったと思われる、刺繍の入ったもので、ちょっと趣味に合わなくて未使用だったので出させてもらいました。
微妙な置き物とか、お面とか、お土産でもらったけど、ちょっと・・と思うものは、捨てるのは気が引けます。(特にお面・・)
そんな、手作り風のものがあれば、出してしまいましょう!
もちろん、明らかに誰も買ってくれなさそうなものは売れ残って迷惑なだけですので、選択が難しいですけど。
私は、巨大な将棋の駒を出したことがあります。
義父のお友達が、趣味で何個か作って、みんなに配っていたものだそうで、義父の家で持て余していた(失礼!)とのこと。
一応ちゃんとした手作りですから、何の問題もありませんね(^^;)
18×16センチの大きさです。
将棋好きの小学生が買ってくれることを祈って出しました。
※バザーの後、お手伝いのお母さんに聞いたら、低学年の女の子が買ってくれたそうです。きっと大事に飾ってくれていることでしょう。
子供用の手作りおもちゃを利用する
プラ板や、アイロンビーズ、アクアビーズで、キーホルダーやアクセサリーを作って出せば、お裁縫が苦手でもなんとかなります。
最近では、羊毛フェルトやUVレジンで作ったキーホルダーを出す人もいるようです。
普段から趣味で作っているものがあれば、子供用にアレンジできますよね。
以前に私が作ったのが、ポンポンポケモンです。
下の写真は、娘が作りたいと言ったので、本を見ながら毎日のように作ったもので、上手じゃないのも混ざってますが。
バザー用には、きれいなモンスターボールを作って、ひもを付けてキーホルダーにして出しました。
バザーに出したことはないですが、羊毛フェルトの作品も、可愛いです。
やり出すと結構ハマりますよ。
バザーに出す時の注意点
学校によって提出方法は異なりますが、基本、手作り品はそのまま持っていくのではなく、ラッピング用の透明な袋に入れるなどしましょう。
役員さんが集めた後、値段のシールを付けることがありますので。
また、壊れやすいものも避けた方がいいでしょうね。
まとめ
手作り品と言っても、特別に頑張って凝ったものを作る必要はないのです。
もちろん、普段から好きで作っている人は別ですが。
バザーの為と思って作るなら、シンプルで実用的な品物が喜ばれるので、それほど思い悩む必要はありませんね。