5年ほど前に購入した、木製のコンポストが、劣化してきてしまったので、自分で作ることにしました。
買い換えようかとも思ったのですが、木製はプラスチックに比べてお高めなんですよね。
今回は2つ並べて使いたいので、2個作ることにします。
いろいろなサイトを比較して、かつ、今の既製品のコンポストにできるだけ近い形にすることにしました。
作り方は、 YouTubeでも公開していますので、そちらもぜひご覧ください。
以下に手順を書いておきます。
手順1:コンポストの完成図と材料
ひとまず、今あるコンポストとほぼ同じ大きさにするつもりで設計図を書いてみました。
使う木材は、ツーバイフォーにするので、厚みも考慮して、材料を書き出します。
材料 コンポスト2個分
※1個で作る場合はこれの半分(カッコ内は1個当たりの数)
◎SPF(1×4)材
・長さ40cm 24枚 (正面 4枚 背面 4枚 フタ 4枚 )
・長さ40cm × 幅5cm 2枚 (フタ 1枚) ・長さ36cm 16枚 (側面左右4枚ずつ)
◎2.5cm四方の角材
・長さ35.5cm 8本 (内側四隅)
・長さ34cm 4本 (フタの裏面2箇所)
・長さ28cm 2本 (背面に、開けたフタを支える部分 1箇所)
◎蝶番 4個
◎ステンレス木ネジ(長さ3cm) 186本
◎ハケ(水性用) 1~2本
◎柿渋(またはキシラデコール)
◎ターナー色彩ミルクペイント
◎ツーバイフォー定規
◎ボンド
手順2:材料の買い出し
次はホームセンターに行って、材料の買い出しです。
以下のような木材とその他の材料を買いました。
SPF材
角材
角材を探していて、安ければなんでも良かったので、よくわからないけれどこれにしてみました。
カワラザン(瓦桟)と言って、瓦屋根の瓦がずり落ちないように使うものらしいです。
その他の材料
木材のカットは、全て有料でお店でやってもらいました。
さて、全ての材料が揃ったら、早速作っていきます。
手順3:組み立て前の下準備
庭の芝生の羽上にブルーシートを敷いて、早速作業に取り掛かりました。
まずは、買ってきた木材全てに、水で薄めた柿渋を塗っていきます。
※私は、柿渋を使いましたが、腐敗防止効果としては不十分みたいなので(間違って屋内用を買ったのもありますが・・)、長持ちさせるためには、「キシラデコール」というのがあるみたいなので、そちらを使ってみたらいいかもしれません。他に良い方法があれば、ぜひ教えてただきたいです。
柿渋は、2、3回塗るといいみたいです。(私は2回で力付きました)
天気が良かったので、その日のうちに乾いたため、2回塗ることができました。ちなみに2回目は少し濃いめにしてみました。
手順4:組み立てスタート
角材を使って、SPFの板をくっつけていきます。
〈側面〉
〈蓋〉
左は側面(左右の部分)、右は蓋の部分です。とりあえずボンドでくっつけておきます。
側面の2枚を立てて、前と後ろになる面を作ります。
写真では見にくいですが、立てた側面にSPF40cmの板を端から乗せていきます。
乗せたらボンドでくっつけて、仮止めしておきます。
ネジの穴を開けていきます。
ツーバイフォー定規を使って、しるしをつけます。(この定規、すごく便利ですよ!)
しるしをつけ終わったら、ドリルで穴を開けて、ネジでしっかり固定していきます。
蓋の角材も、同様に、ねじ止めしてくださいね。
次に、蓋と、本体を蝶番で、固定します。
蓋の後ろ側に、蓋を開けた時に支えてくれる角材を取り付けます。これもねじ止めします。
ここからは、ステンシルの部分です。
自分で好みの単語を組み合わせて、印刷したものを使います。
クリアファイルの閉じてある部分を全部切り開き、印刷した紙の裏側にテープで貼り付けていきます。
カッターで慎重に文字を切り抜いていきます。(細い部分は特に慎重にやらないと、バラバラになってしまいます)
こんな感じに出来上がりました。
コンポストの側面に貼り付けて、色を塗っていきます。
メラミンスポンジに竹串をさしたものを、白いペンキ(ターナーミルクペイント)に浸しながら、ぽんぽんと上からたたくように、色を乗せていきます。
よく乾かして、完成です!
文字を入れるだけで、とてもオシャレ!
これなら、庭に置いても、景観が損なわれないですよね。
まとめ
DIYに慣れている方なら、ただの箱なのですぐに作れると思います。
女性の私でも、難しい部分はなく作れましたが、ある程度の広い場所は必要でしょう。
生ごみ消化と土づくりのために、ぜひ作ってみてください!