子育て

子供の短所ばかりが気になる。短所を長所に変えるリフレーミングの練習法とは

普段、あなたは、どういうイメージで身近な人を見ているでしょうか?

欠点ばかり目につきますか?

それとも、良いところを探すようにしていますか?

人と関わっていく中で、どうしても欠点ばかり目についてしまう、特に、自分の子供なら、なおさら、悪いところ、出来ないところばかり気になる、そんな時には、リフレーミングを試してみましょう。

リフレーミングとは、物事をみるときに、別の観点から見ることを言います。

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相手の欠点を欠点ではなく、長所と考えるようにすることを言います。

これを練習することで、自然に、家族だけでなく、人と会った時にも、良い部分を見ることが出来るようになるのです。

 

リフレーミングで短所を長所に

リグレーミングをやることで、一体どんな効果が期待できるでしょうか。

例えば、子供を例にとって見ていきましょう。

よくある、子供の気になる欠点を、見方を変えると、どのようになるのか、やっていきます。

「根気がなく、何をやっても続かない」
→「他に興味のあることがたくさんあるなら、きっと好奇心旺盛なんだろう。
今やっていること以外に別のことに興味があるのなら、そっちをやれば集中してやるようになるかもしれない」

「優柔不断でなかなか決められない」
→「じっくり考えて一つに決めようとしているんだろうな。
慎重で、冷静に判断する力を持っているのだろう」

「サッカーばかりやっていて、テストの点数がいつも低い」
→「今、夢中になれることがあるのは素晴らしいこと。
勉強は、大人になってからでもできるが、スポーツを通して体と心を鍛えるのは、子供のうちにやっておくと、ずっと健康でいられるだろうし、後悔することもないだろう」

「家ではゲームばかりしているので、そんな暇があったら、本の1冊でも読めばいいのに」
→「ゲームを通して、友達との会話が盛り上がることもあるのだろう。
これからの時代は、ゲームを仕事にすることもできるし、可能性は広がるかもしれない」

「兄弟喧嘩ばかりしている」
→「喧嘩を通じて、人との関わり方を身につけているのだろう。
今、思い切り喧嘩しておくことで、そのうち相手の痛みにも気付けるようになるに違いない」

「学校が嫌いで行きたがらない」
→「嫌い、行きたくない、と素直に自分の気持ちを親にぶつけられることは、大切なこと。
うちの子は、感受性が強いのだろう。
その個性を、役立たせるものを、きっと自分で見つけることが出来るはず」

こんな具合に、自分で今、欠点や問題だと思っていることが、何か今後良い方向に行くだろうと予想しながら、考えてみます。

別に、こんな言い方、リフレーミングではないのかな、などと思う必要はありません。

自分の言葉で考えたことで、マイナスをポジティブに捉えることが出来るようになれば、それで、OKなんです。

子供の個性も人それぞれですから、一番身近な親だからこそ、良い面を見つけることが出来るんです。

自信を持って、やってみましょう!

 

身近な人とリフレーミングし合ってみる

自分ばかりが、相手の良い面を見つけてばかりよりは、家族(子供と、または夫婦で)とお互いにリフレーミングをし合ってみるみると、いいと思います。

子供とやる方が、恥ずかしくない、なら子供とゲーム感覚でやるのもいいでしょう。

子供の方が素直に、親の欠点を長所に言い換えることが出来るものです。

 

リフレーミングの効果

最近では、小学校でも、リフレーミングを取り入れているところもあるそうです。

これによって、友達の良い部分を見つける気持ちが起きる効果があります。

また、お互いに注意しあってばかりいる子ども達が、相手の気持ちを考えて言葉を言い換えることが出来るようになるそうです。

子供のうちから、これが身につけば、人間関係で、ストレスを感じにくくなることも期待できるでしょう。

 

その他にも、リフレーミングをする自分自身が、物事をポジティブに捉えることが出来るようになる効果もあります。

今まで、欠点ばかり気になって、それがストレスを生み出していたのが、リフレーミングが習慣化してくれば、あらゆる物事に対してもプラスに考えられるようになるからです。

 

まとめ

短所が気にならなくなることで、自分がポジティブになれるし、ポジティブな人の周りには、良い人が集まってきます。

自分の気持ち次第で、問題と思っていたことは、問題ではなくなるんですね。

リフレーミングを練習することで、考え方の良くないクセに気づきます。

気づけば、あとは、変えるだけです。

ぜひ、リフレーミングを習慣化してみましょう。

 

 

 

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