こんにちは。
何を隠そう、自他ともに認める超人見知り(だった)ますみんです。
私ほどの人見知りは、他に知らない、というくらいのレベルです。
もちろん、
今でも、正直、100%克服したとは言い切れませんが、
コミュニケーションに最低限困らないくらいに克服はできているつもりです。
よく、周りの人が、
「私って人見知りなんだよね」
などと言ってはいても、私からしたら、全然人見知りじゃないし、
という人が本当に多いですが、もしかしたら、自称人見知り、という人って、実はかなり多いのではないか、と思っています。
それでは、どのように克服して、人とのコミュニケーションに困らないレベルまでもっていったらいいか、説明していきましょう。
目次
人見知りは克服できます
そもそも、生まれつき人見知りな人の場合、遺伝が関係しているのでは?、というほど、親だったり、祖父母だったりの中に、人見知りの人がいるものです。
そこまでではないにしても、赤ちゃんの時、お母さん以外の人に抱っこされた途端、泣き出してしまうなど、ほとんどの人は、そういう時期を経験しているでしょう。
でも、これは一時的なもので、成長するとともに、おさまってくるケースがほとんどです。
しかし、おさまるどころか、ますますひどくなったり、幼稚園に上がっても誰かと話をしたりすることもできないなど、極度の人見知りの子もいます。
中には、発達の問題という場合もありますので、そういうケースは専門家の方にお任せして、ここでは、性格的に、初対面の人と話せない、輪の中に入るのが苦手、という人の場合について、書いていきます。
この場合、テクニックを身につけることで、乗り越えていける可能性がありますので、いろいろな方法を試していくと良いでしょう。
そう、要は、性格をガラッと変えるというよりは、テクニックでカバーしていく方法なんです。
そうすることで、社会生活を円滑にしていくことが可能になります。
人見知りを克服するステップ
少しずつでも、自分で克服できたと思えたら、嬉しいですよね。
そのための、小さなステップをお伝えしていきます。
ステップ1:他人に興味を持つ
誰しも、自分に興味を持ってくれる人のことは好意的に感じてくれるものです。
そして、人見知りの人は、どうしても、「自分が周りから人見知りだと見られていないだろうか?」ということを気にしていることが多いので、自分に意識が向きがちになるんですね。
だから、周りの人は、自分に対して興味を持ってくれない、無視されている、という考えにいきがちなんですが、これを逆に考えて、
自分が相手に興味を持つ
ということをやってみるのです。
どんなことでもいいのですが、一番簡単なのは、「外見で目についたところを褒める」
ということです。
例えば
シャツ、ピアス、バッグ、靴、その他の持ち物、なんでも目についたものを見つけて
「素敵な〇〇ですね」
という感じで一言、言うだけです。
これなら、ほとんどの人は抵抗なく言えるのではないでしょうか?
「素敵なバッグですね」「素敵なピアスですね」「素敵なシャツですね」
それだけで、相手は勝手に話をしてくれることが多いものです。
ステップ2:嫌われても平気だと思う
人見知りの人は、周りからどう思われているかを気にしがちですので、なおさら、嫌われることにも恐怖を感じてしまいがちです。
「嫌われる勇気」という本が流行りましたが、あれは、いかに世の中の人が、嫌われることを恐れて生きているか、ということを証明しているようなものです。
「別に嫌われても構わない」
なかなか、そう思うのに勇気は必要ですが、一度思えるようになった途端、心がフワッと軽く感じられるようになるでしょう。
まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。
ステップ3:自分が勝とうと思わない
周りの人と比べて、自分には足りないものやできないものがたくさんある、と思ってしまうと、自信も持てなくなっていきます。
いつも誰かと比べて、自分にないものばかり見つけてしまうことで、劣等感を感じやすく、ますます萎縮してしまうでしょう。
一度、きちんと自分の良いところや強みは何だろう、とじっくり考えてみましょう。
信頼できる人に、聞いてみるのもおすすめです。
自分では気が付かなかった部分が、周りの人には強みだと思われていることがあったりするものです。
それがわかれば、もう、それほど他人と自分とを比べることは少なくなってくるでしょう。
ステップ4:緊張した時の対処法を用意しておく
緊張しやすいのも人見知りの人には多いですね。
人前で話すとなると、途端に緊張して、何も言えなくなり、ますます、人の目が気になるようになってしまうのは、大きな悩みではないでしょうか。
緊張した時の対処法を自分なりに見つけておくと、いつ、人前に出ても大丈夫になっていきます。
例えば、ありきたりですが、深呼吸を繰り返してみたり、または、この状況を楽しまなきゃ、と思って楽しむことなど、です。
また、人前で話す時は、緊張すると声が小さくなり、震えてしまうものですが、そんな時は、あえて
最初から大きな声で話す
ことが効果的です。
かつ、息を吐くことを忘れないようにします。
大きな声だと、震えることもほとんどありませんし、自分の大きな声を聞くことで、
「自分は落ち着いて堂々と話せている」
と思うことが出来るのです。
また、精神を落ち着かせるフラワーレメディというものもありますので、試してみるのもいいでしょう。
ステップ5:会話のパターンをいくつか持っておく
自然に話をするのが苦手な人は、これを言ったらどう思われるだろうか、などと気にしてしまうため、話せなくなってしまうものです。
会話というのは、ある意味、決まったパターンで続けることが出来るものなので、当たり障りのない無難な話題(天気、流行りのもの、食べ物など)をとりあえず話してみるのはおすすめです。
会話のきっかけなんて、無難な話題がほとんどですから。
そこから、相手が話し出してくれたら、よく聞いて、相手が話したことを繰り返してみるだけでも、十分話は続いたりします。
こういうテクニックは、今後もずっと使えるはずです。
その時、たとえ会話が続かなかったとしても、
「今日は自分から話しかることができた!」
というだけで、OKとしましょう。
ステップ6:すぐには仲良くなれないものだと思う
自分以外の人が、みんな友達同士で、すぐに仲良くなれてる、と思ってしまうことがあるかもしれません。
もちろん、誰とでもすぐに打ち解けられる人もいますが、実際にはそれほど多くはないものです。
自分が思っている以上に、世の中には人見知りの人が多いものなので、お互い、打ち解け合うには、結構時間がかかったりします。
それに、価値観の合う人と出会えるもの、しょっちゅうあることではないので、すぐに打ち解けられないからと言って、自分を責めないようにしましょう。
先程の、会話のパターンを繰り返して徐々に仲良くなれる日を待つくらいでいいのです。
ステップ7:自分の失敗談を話してみる
ちょっと勇気がいるかもしれませんが、最初のうちに、自分をさらけ出してしまうことで、相手に安心感を与えることもできます。
その方法の一つとして、「失敗したことを笑いながら話す」ことです。
「もう、昨日こんな失敗しちゃって、私ってバカなんだよね〜笑」
という感じで話すと、相手との距離が一気に縮まる可能性が高くなります。
自分をよく見せようとするのではなく、自分はこんな失敗ばかりしてしまう、という部分を出すことで、自分自身も気持ちが楽になれるものです。
人見知りは実は時代に合っている!?
ここにあげたような方法を試しても、時には、上手くいかないこともあります。
でも、時と場合によって、相手や状況は異なりますので、そういうこともあるでしょう。
そんな時必要なのは、
「絶対に自分を責めない」
ことです。
そして、そんな自分を受け入れてあげること。
どんな人でも、合わない人、合わない場所というのがあるものです。
それは、自分の性格がどうとかいう問題ではなく、単に、そこが自分にとって居心地が悪いから、ということ。
だったら、居心地のいい場を探せばいいのです。
実は、これからの時代、人見知りがネガティブに捉えられることは少なくなっていくと、私は感じています。
その理由は・・・
ネットの世界があるから
実際に、ブログやSNSなどを使ってビジネスを成功させている人の中には、人見知りな人がたくさんいるものです。
ネットがなかった時代、人見知りは、社会で生きていくためのマイナスポイントで、活躍出来るのは、ネアカ、陽キャな人たちばかりでした。
しかし、それは過去のもので、ネットの世界には、陽キャだろうが陰キャだろうが、全く関係ないというか、知る術もないですよね。
どっちかというと、人見知りで人付き合いが苦手な人の方が、文章で表現するのが上手かったりするものです。
ですから、自分の性格をネガティブに捉える必要は全くないと思います。
(もちろん、ネットの世界でもコミュニケーションは必須ですから、コミュニケーション能力はちゃんと磨いていくべきではあります。)
これだけ多様化してる世の中ですから、必ず、自分に合った人や、活躍の場を見つけることは可能です。
そういうふうに考えることで、人見知りをポジティブに捉えられるようになっていくでしょう。
まとめ
人見知りを克服できるものなら、もちろん、克服していきたいものです。
でも、100%克服しようと思わず、状況によって、ここにあげたテクニックを少しずつ使いながら、出来ることをやっていきましょう。
できなくても、生きていけないわけではないですし、自分を苦しめずに生きていける方法は、今の世の中にはたくさんあることを忘れないでいただきたいと思います。