ママ友が必要だと思う人と、別に必要じゃないと思う人、いると思います。
私は、断然、必要派です。
最初は、ママ友の作り方もわからないし、トラブルがあったらどうしようと恐れていたりもしましたが、結果として、やはりママ友がいることで、子育てに良い影響があったのです。
ママ友がいることで、多くのメリットを得られます。
今のところ、これと言ったトラブルにもあっていませんし。
ママ友が必要ないと思っている方も、これを読んでもらえれば、少しはママ友を作ってみようかなという気になると思いますよ。
目次
ママ友を持つメリット
子育て中の多くの人のほとんどは、ママ友がいて良かったと思っているようです。
つい孤独になりがちな子育て、ママ友に助けられる場面も多いと思います。
どういうメリットがあるのか、あげてみましょう。
悩みを共有できる
子育てに悩みはつきものです。
やはり、悩みを共有し合える友達がいるのは、大変心強いものでしょう。
子供が小さいうちは特に、おむつがとれないとか、離乳食を食べてくれないとか、体重が増えないなどの多くの悩みを抱えがちです。
保健センターなどで相談するのもいいですが、やはり同じくらいの子供を育てているお母さんに悩みを打ち明けるだけで、気持ちが軽くなったりします。
「うちも、おむつ取れなくて大変だったよ」とか、「上の子の時は好き嫌いが激しかったけど、給食のある幼稚園に入ったら何でも食べられるようになったよ」などの話を聞くと、悩んでいるのは自分だけではないのだと、安心できます。
たとえ同じような悩みではなくても、他の人も育児に一生懸命頑張っているんだなと思うと、自分もまた頑張ろうという気持ちになれるものです。
私は、ママ友は一緒にそれぞれの子供を育てるのに頑張っている戦友みたいなものだと思っています。
お互い大変だと思っている悩みを共有して、そして、お互い頑張っていることを尊重し合えたら、元気が出てきますからね。
おしゃべりでストレス発散できる
女性の場合、ストレスの発散方法として一番良いのが、おしゃべりをすることなんです。
これは、男女の脳の働きの違いによって、ストレス発散方法が違うことを専門家が指摘しています。
男性の場合は、とにかくボーっとすることが良いみたいですが、女性はおしゃべりをして、共感し合うことでストレスが無くなるそうです。
育児中の女性にとって、話し相手というのは、家族がほとんどになってしまいますが、夫が帰ってきたとたん、今日あった出来事や悩みについてしゃべろうと思っても聞いてくれないということがあるかと思います。
そういう場合は、話す相手をママ友にしてみましょう。
子供のことや幼稚園、学校のことなど、自分から抱えている悩みを打ち明けることで、相手も同じような悩みを持っていることがわかったり、「大変だよね~」と共感し合えばスッキリできます。
時には、涙ながらに辛い思いを打ち明けたら、そこにいる人全員が共感して、涙を流すという場面もあったり。
泣いた後は、さらにスッキリしますからね。
情報交換ができる
幼稚園入園前や小学校入学前に揃えておかなければならない物について聞きたい時に、ママ友に聞けるのは便利です。
幼稚園や小学校に入ってからも、行事での持ち物や、細かいルールなども先生に聞くだけではなく、ママ友に聞くと、的確なアドバイスをしてくれたりもします。
特に、小学校低学年くらいまでの子供はまだまだ先生の話を100%理解しているとは限らないものです。
例えば工作で使うものや遠足の持ち物など、子供に聞いてもあやふやな時には、ママ友に確認しておくと安心でしょう。
外出の機会ができる
自分と子供だけだと、いつも同じ公園だったり、スーパーに買い物に行くくらいで毎日過ごしてしまいがちですが、たまにママ友と子連れで外出するのは良い気分転換になるものです。
それに、相手の方がアクティブな性格だと、思い切って遠出に誘ってくれるかもしれません。
なんとなく、自分と子供だけだと、電車に乗ってまで食事や買い物に行く気がおきなくても、ママ友とその子供と一緒だと心強い気分になるものです。
お互いが知らなかったレジャースポットを教え合って、「今度一緒に行きましょう」という話になることもあるでしょう。
周囲に迷惑にならないように行動できるのなら、一緒にいろんな場所へお出かけしてみるのも良い気分転換になるものです。
こうして行動範囲が広がるだけではなく、今度は人とのつながりもどんどん広がっていく可能性があるということが、次に書いてあります。
いろんな人と知り合える
当然ですが、知り合うママ友は、年齢や性格、仕事、出身など、みんなバラバラです。
同じ職場や、同級生、または、近所の幼なじみなど、普通友達になる場合は、自分と相手との直接の共通点があって友達になることが多いものですが、ママ友との共通点は、最初はそれぞれの子供です。
ですから、自分と相手の直接的な共通点を見つけるまでは、会話の内容に多少苦労することになるかもしれません。
でも少しずつ相手のことがわかってきて、子供を持たなかったら絶対に知り合う機会がないような人と、出会えたことに感謝できるようになれば、子供を通じて、自分の世界が広がることにもつながりますよね。
それに、特定のママ友とだけではなく、そこからさらに他の人ともつながっていくことがありますので、そうなればますます、いろいろな背景を持った人とママ友になれるチャンスを得ることが出来ます。
子連れで遊べる
小学校になると、子供どうしで公園に遊びに行くことも出来ますが、幼稚園までの子供は、まだ親がついていないと遊びに行けませんよね。
毎日毎日子供の遊びの相手をするのって実は大変な仕事です。
公園に行って、知らない子供どうしが遊ぶこともありますが、もともと仲良しの子供どうしで公園で遊ぶのも、子供にとっては楽しいものです。
親も、親子で遊ぶのもいいですが、たまには子供どうしで遊ばせてその間一息ついたり、ママ友とおしゃべりしたりしたいものです。
ですから、お互いの子供が仲が良い場合は、そのママ友に「子連れで公園で遊びませんか?」と誘うことが出来ます。
もっと、親しくなれば、お互いの家に行って、子供を遊ばせている間にゆっくりお茶が出来たりするわけですね。
ランチやお茶などの楽しみが増える
私にとってママ友が出来て一番良かったのは、一緒に外でランチしたりお茶したりできるということです。
もともと新しいカフェを見つけたら、早速、週末子供を預けて一人で行ったりするくらいカフェ好きでした。
そこで、ママ友と会っている時に、よく一人でカフェに行くという話をしていたのですが、そんな時は決まって、「ぜひ一緒に行きたいので、今度行く時は誘ってくださいね」、と言われることが多いのです。
やっぱり家で一人でお茶してばかりではなく、たまには外のおしゃれなカフェで非日常を体験したいと思う人が多いのでしょうか。
または、単におしゃべりしたいだけかもしれませんが、せっかくだから、近所のファミレスではなく、カフェを選びたくなるというのが、女心なのでしょうね。
ママ友と一緒だと幼稚園や学校に関わりやすい
子供が通う幼稚園や学校では、必ず役員を1回はやるというルールのあるところがあるかと思います。
どうしても出来ないという理由があれば別ですが、役員をやることで幼稚園や学校に関わりやすくなるというメリットがあります。
自分の大切な子供を預けているのですから、少しでも役に立つことをしようと思って関わっていると、仲間どうしの一体感が生まれて楽しく活動できることでしょう。
1人ではなかなか役員をやる勇気が出ない、という場合は、ぜひママ友を誘ってみてください。
よく知っている人と一緒だと、活動もやりやすくなるものです。
どんな先生がいるのかや、いかに先生たちが幼稚園や学校のために一生懸命頑張っているかということがわかると、お互いに理解が生まれ、いわゆるモンスターペアレントになる人も少なくなるはずです。
仕事をしていない人は特に、仲間と何かを一緒にやるという機会が少なくなりますから、そういう意味では、一緒に役員をやるママ友どうしは、役員の仕事を乗り切ることで、達成感を味わえることにもつながるでしょう。
先輩ママの話を参考にできる
同じ年齢の子供を育てているママ友で固まるのもそれはそれで楽しいとは思いますが、周りを見渡すと、子供を2人、3人、4人と育てているお母さんも多いと思います。
2人目以上の子供を育てたことのある人ならわかると思いますが、1人目の時より2人目以降は子育てに余裕が出来ます。
それは、1人目で大変苦労して育てて身に着けた知識と経験があるからです。
そういう知識をどんどん盗む機会を作るには、ママ友の輪を広げていくことです。
自分の方に2人以上の子供がいた場合、逆にあまり先輩面をして1人目のお母さんにあれこれアドバイスをするのは禁物です。
あくまでも相談されたら、まず自分も同じようなことで悩んでいたと共感した上で、相手の気持ちを軽くしてあげる程度のアドバイスをしてあげるのが良いでしょう。
もし、ママ友に2人目の妊娠を報告しなければならなくなったら?→ママ友に妊娠をいつ報告する?自分が報告されたら?
適度な距離感を保てる
ママ友って、適度な距離感を保てることが、メリットの一つでもあるのです。
例えば職場の同僚や学校の同級生だと、毎日顔を合わせて日中ずっと一緒というケースもありますが、ママ友だと幼稚園の送り迎えで会うくらいでずっと一緒にいるということはないからです。
仲の良いママ友どうしだと頻繁にお互いの家を行ったり来たりすることもあるでしょうが、さすがに毎日やっている人はほとんどいないかと思います。
また、仲の良かったママ友とちょっと距離を置きたいな、という場合にも、あえて連絡をしないでいることが出来ます。
相手から会おうと誘われても、理由をつけて断ることも出来ます。
よくママ友付き合いで困っている人の理由として、頻繁にお茶に誘われるとか、家に来られるのが面倒、という意見がありますが、理由は何でもいいので、断ればいいだけなんです。
それで、相手から嫌われても、自分が距離を置きたいと思っている人なら問題はないでしょう。
ママ友って必要?のまとめ
ママ友がいることで得られるメリットがかなりあることがわかったでしょうか。
トラブルを避けるためにママ友を作らないという人もおりますが、ママ友がいれば子育ての悩みを一人で抱え込むことが減りますね。
女性にとっておしゃべりすることがとても大切なのだということにも触れました。
気の合うママ友を見つけて、少しでも子育てのストレスを解消するために、外に出て、たくさんおしゃべりして、気分転換をはかれば、きっと楽しい時間が増えることでしょう。