生まれつき、人一倍いろいろな刺激に敏感な子をHSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)と言います。
そういう子供を持つ親は、子育てで、何かと壁にぶつかることが多いでしょう。
HSCの子供は、音や、光、肌の感覚に敏感で、神経質なところがあるため、親が安心できる環境を整えてあげる必要があります。
そんな子には、無理に刺激いっぱいの場所に連れて行くより、一つのことに夢中になれるおもちゃが、親にとっても子供にとっても救いになることもあります。
「うちの子は、敏感すぎて、子育てが大変」
と思っている方は、以下のようなおもちゃを試してみることで、楽になるはずです。
敏感な子供が夢中になるおもちゃ
買っても、一度や二度で飽きてしまうようなものは、意味がありませんので、出来るだけ長い時間集中してくれるものを選んでみました。
同じことを繰り返して遊ぶおもちゃ
あまり刺激が多すぎるものだと、混乱して落ち着かないことがあるので、シンプルに同じ動きを繰り返すおもちゃで、安心感を与えてあげましょう。
このおもちゃは、我が家でも大変重宝しました。
デパートで見た時に気に入って、その場から30分間も動こうとしなかったほどです。(その間、ずっと私がボールを上から入れ続けていましたが・・)
その後、知り合いからゆずってもらったのですが、何年たっても飽きずに1人でよく遊んでいました。
ボールがくるくると回って落ちていくスピードも早すぎもなく遅すぎもなく、目で追っていけるギリギリのスピードなんです。
実に単純なおもちゃなのですが、よく考えられているな〜と思います。
木のおもちゃ特有の、手触りと、音がとっても癒されるおもちゃです。
車と、ボールが坂道をくだっていく時の、音が心地よく、子供が自分で繰り返しいつまでも遊んでいられるおもちゃです。
大人から見ると、あっという間に、車が下まで行ってしまうのがちょっと物足りない感じもします。
でも、うちの子供は、最初の車が下に着く前に、途切れることなく、車を滑らせようと、夢中になって遊んでいました。
このおもちゃは、大人からしたら、何が面白いんだろう?と思ってしまいますが(笑)、よく病院や薬局の待合室に置いてあるので、おそらくどんな子供でも好きなおもちゃなのでしょう。
指で、木の部品を上に動かして、ループを滑らせる、狭いループをうまく通す、など、単純な形の中にも、子供が集中して遊べる要素が結構詰まっています。
指先と脳を使って遊べる知育玩具ですね。
積んだり組み合わせるおもちゃ
次は、昔からある、積み木です。
木製のものや、プラスチックのものなど、実にいろいろな種類のものが出ていますので、お子さんの好きそうなものを選んであげるのも楽しいですね。
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おもちゃを選んであげる基準
HSCの子は、光がチカチカしたり、大きな音が鳴るようなものが苦手なことが多いです。
選ぶ基準は、シンプルで、同じ動きを続けるものや、積み木のように、自分で考えながら、積み上げていくだけのもの、などがいいと思います。
また、1人でも集中して、静かに遊べる環境を作ってあげるといいでしょう。
親は、退屈かもしれませんが、最初のうちは、それに付き合って一緒に遊んであげると、より気持ちが落ち着きやすいでしょう。
まとめ
わが家でも、子供が集中してくれるおもちゃはとても助かりました。
ここにあげたおもちゃは、子供が夢中になって長い時間遊べるようなものです。
子供の特徴を見てあげて、その子が興味を持つようなおもちゃを選んであげると、親としても、とても助かるものですよね。
おもちゃを上手に取り入れて、気持ちが少しでも楽になる子育てを楽しみましょう。